バンクーバーに行き、考えあれこれ

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今朝は早くから家族でバンクーバーへ。いろいろ目的はあるが、一応名目としては、車のオイル交換。今、乗っている車は3、4年前に購入した時に、70ドルとかを払って、それで一生涯のオイルチャンジのサービスを受けたのである。車種はニッサンのエクステラというもので、日本のエクストレイルに似たようなもの。この車なかなか快適なのだけど、もう1つサイズやスタイルがファミリー向けでないので、新しい車がほしいところ。
当初は雪の心配もあり、こんなにゴッツイ四駆を買ったのであるが、スノータイヤがあれば、ほぼ大丈夫なので、これからはミニバン・タイプとも思うのである。だけど、今日ちょっと見たところ300万円以上するし、今の車を売っても、まだまだ150万円とか200万円必要なので、ちょっと購入は苦しい、と思った。家のローンもあるし、2年ほど前に買ったコンドミニアムのローンもあり、つまりダブル・ローンなので、車のように利益が出せないもので、ローンは組みたくないなあ、と思うのだ。
幸いにして2年前に買ったコンドミニアムはウィスラー最後のバブル・パワーで値段が上がり、なんとかなったけど、それでもその買った値段そのままの金額を借りたようなものなので、まだまだローンとの戦いがある。
家の家計のやりくり、というのは、オレが先陣を切って、家のローンやら車の保険などの高額支払いをやっつけて、シャーリーが子供の学校とか習いごと、さらにはその他様々な細かいものを買ったりする役である。思えば昨年はかなり苦しい展開で、なんとかお金を回し回しでしのいだのだった。
考えてみれば、昨年シャーリーは産休のため報酬はかなり少なかったし(それでもシャーリーがいくらかもっらているところが凄いけど)、さらにオレの夏の報酬というのはほとんどなかったので、苦しいハズであったのだ。だけど、今年の夏は今ある貯金でカバーできそうなので、久々に金銭面で苦しい思いをしないで、済みそうだ。
なんだか、こういう話をするとみみっちいけど、別段貧乏とかではなく、家やコンドミニアムという高額な投資をしているので、それで苦しいという状況。まあ、本当に苦しくてお金が回せなくなればコンドミニアムを売ってしまえばいいのだ。
コンドミニアムを売る、という話で思い出したけど、1つ考えていることがある。それは、それを売ったお金をそのままお茶のカフェを始めるビジネスに回すということ。これも話せば長くなるが、シャーリーの友達はカナダ人ながらみんなお茶も飲むし、日本から買って来たお菓子などのデザート類も感動するほどおいしそうに食べる。だから、日本の抹茶ベースのデザートを主体に、お茶カフェをやったらいい、と思いついたのだ。世界中にコーヒーのチェーン店があるのに、お茶のチェーン店はないし。もちろんその成功するための秘策とかいろいろ考えているわけだが、ここでは控えておこう。
だけど、自分はスノーボードを生涯のライフワークにしたいと思っているから、どのようにその新ビジネスをカバーするか、というのも考えどころで、今のところは新しいビジネスを行うにあたっての勉強期間だと考えている。
ところでバンクーバーに行くと、だいたい決まって日本食材屋さんに行く。今日、買ったものは、オーガニック大豆の醤油、あとは味噌、冷凍の枝豆、納豆、たくわん、スライス肉(冷凍)、魚の缶詰、おかし、カップラーメン、インストタントラーメン、日本語新聞などなど。そこに行くと、いつも必要だと思ったものをバンバン買ってしまうので、今日も100ドル・オーバーになっていた。日本で買うよりも、みんなちょっと高めで、特に納豆の値段が高いかな。日本だと100円ちょっととかで3パック買える、と思うが、今日買ったものは2ドルと80セントほど。240円とかぐらいかな。だけど、日本から遥々運ばれて来るのだから、業者の苦労や賃金など考えたら、これでも安いかな、と思う。ただ、豆腐のように北米で作られる商品になれば安く買えるのは間違いないだろう。早く北米の人が納豆のおいしさに気付いてくれればいいのだけど、無理なこと!?ちなみに、オレ、納豆は毎日食っている。それくらい大好きだ。
日本語新聞にはカナダのニュースもたくさん出ていておもしろい。気になったニュースは、2つ。1つは16歳の奴が18ドルとかのガソリン代を払わずに逃走したこと。この時に24歳の店員を轢いてしまって、なんとそのまま7.5キロもの距離を引きずって死亡させてしまった。
もう1つのニュースは、カナダの牛肉をアメリカが輸入しなくて、カナダ政府が困っていること。シャーリーに「アメリカ人って、牛肉たくさんあるのに、なんでカナダから輸入しているの?」と聞いたら、「よくわからないけど、昔からたくさん輸入しているよ」とのこと。こうやってアメリカがカナダ産の牛肉を入れないってことは、やはり日本に向けてのアピールとかもあるのかな? 危険な牛肉を輸入していないですよ!と。だから、日本に向けてぜひ輸出させろ!と。
まあ、オレは世界でも極めて危険な肉を食べている、と言えるのかもしれない。だけど、いつだってこういう話が出ると思うんだ。その事故とか災難にぶつかる可能性って何パーセントって? 例えば、オレがハイウエイ運転していて、その事故に巻き込まれるパーセントや人生やっていて辛いことがあり自殺してしまう可能性とかと比べて、どれだけのものなの?って。そういった数字を考えると、いちいち心配しているのがバカらしくなって。だから、テロ事件後の飛行機に乗る時だって、あまり心配しなかった。
ところで、今日は1日バンクーバーに行っていたから、メールがたっぷり。しかも大事なものが多く、うわあ、頑張ってもっと返答していかないと。だけど、明日も早く起きなくてはいけないし、ごめんなさい。すべての人には返せないです。

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