ハロウィン

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今年もこの季節がやって来た。ハロウィンである。子供たちがお気に入りの衣装を着て近所の家中を周り、「チュカトリート!(そんな風に聞こえるが実際はなんて言っているのだろ?」と言うと、チョコレートやキャンディをもらう。確か昨年は、クレアちゃんが小さかったこともあり、オレはクレアちゃんと留守番で近所の子供たちにキャンディをあげる役。それで、シャーリーが大河といっしょに周った。一昨年は大河を連れて周ったけど、この時期のハロウィンの演出であるガイコツだとか、灯りとか恐くて、行けない家もあったなあ。果たして今年はどうなることか。

こういう周るのってなんか照れくさいので、近所のマサさんを誘った。この家には大河よりも1つ上の息子さん、カンタくんと、6歳だったかな?カナちゃんがいる。あまり深い付き合いではないが、同じ近所の日本人ファミリーということで親交はある。また、マサさんファミリーは子供に対してとてもマメに接するので、そういったところもひじょうに好感があるナイス・ファミリーだ。

カナちゃん、カンタくんの積極的な姿勢、お化けなんてなんのその!という勢いもあり、大河はほとんど恐がらなく、すべての家で、「チュカトリート!」。クレアちゃんも負けずに、「チュカトリート!」して、持って行ったお菓子袋は満タンになった。ただ、クレアちゃんは途中どこかの家の玄関近くにあった音か光りで反応するお化けのオモチャに恐がり、その家だけは行けなかった。

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ところでハロウィンは、子供だけが楽しむのではなく大人も楽しんでいる方が多い。若者は今夜ディスコで(って、もうそういう言い方しないね。クラブだ!)衣装を着て踊り明かすだろうし。「チュカトリート!」の子供たちを待っている大人たちも本格的にドラキャラなんかの衣装も着ている人もいたし。そう言えば、オレはハロウィンをあまり楽しんだことなかったけど、来年はバカボンおやじとか、加藤ちゃんペッとか、わけのわからない格好をしてカナダ人をビビらせてみようかなあ。

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