ティーンエイジャーの時代! Billabong Ante Up

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TTR 5スター Billabong Ante Up が、本日開催された!
その結果は、まさに最近のスノーボードシーンを象徴しているかのようであった。

Report & Photo: Kenji Yoshifuji

本日のウィスラーは、雲が多いものの、雲の隙間からは眩しい陽が射し、昨日同様の好天が予想されていた。しかし、第1ヒート 練習直後に天候は一転、グレイシャー全体が厚い雲で覆われ、視界不良のためスタートは一時延期に。多くの選手がランチをとるなどし、スタートゲート周辺は しばらくリラックスした雰囲気に包まれる。しばらくし天候は再度一点、あの巨大なキッカーが姿を現した!予定より約2時間遅れで、Billabong Ante Up スタート!!

主な出場選手は、下記の通り。
チャズ・ガルデモンド
エリック・ウィレット
ジョン・ヴァスティーグ
マーク・マクモリス
マット・ベルチ
スコッティ・ラゴ
セバスチャン・トゥート
Ulrik Badertscher
角野友基
※活躍の期待されたTorstein HorgmoとHalldor Helgasonは、ケガのために不参加

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ファイナルへは、ヒート1、2、それぞれの上位6名が進む。
本大会、唯一の日本人ライダー角野友基は、1本目にBS9、2本目にBS10を完璧にメイクするが、残念ながらファイナルへ進むことはできなかった。本人も納得のトリックであったが、強豪が集中したヒートでのエントリーが不運であった。今後の彼の活躍に期待しよう。

 

左からマッツ、セバスチャン、マーク

そして、本大会を制したのは、最近勝ち続けているセバスチャン・トゥート。17歳にして、カナダのエース。既にオリジナルのスタイルを確立しており、キャブ12ダブルコークを完璧にメイクし優勝!なお、大会でメイクしたのは本大会が始めて。

2位には、同じくカナダのマッツ・クリスク(22歳)。1本目にFS12ダブルコークを決めて、2本目にスイッチBS12を狙ったが抜けが早すぎ失敗し、テーブル横から落下。幸いにも、唇を切る程度の怪我で大事には至らなかった。

3位には、またもやカナダのマーク・マクモリス。優勝のセバスチャンと同じオニールチームのライダー。年齢が16歳と、セバスチャンと近いこともあり、二人は仲が良くスタイルも似ている。FS12ダブルコークをメイクした。

 

セバスチャン・トゥート キャブ12ダブルコーク

カナディアンが表彰台を独占する形となった Billabong Ante Up。本大会には、10代の新世代ライダーが11人エントリーし、そのうち5人がファイナルに進んだ。そして2人が表彰台に。ティーンエイジャーの力を証明した本大会。今後も、10代の新世代ライダーの活躍が続くのか!?目が離せない!!


http://www.billabong.com/anteup

 

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