スノボやってみよう!

広告 five  

なんか最近、プロ・ライダーがどこかのブランドの用品を使って、そのプロモーションをするという往来のスノーボード・ビジネス・モデルが通用していないような気がします。

このビジネスにこだわっているスノーボード業界だけど、必ずしもそれがうまくいっているというものでもないんですよね。

例えば、かつて僕が夢中になってよく見ていたプロレスだと、チャンピオンベルトを昇華させて、それを取り合うという図式でビジネスが確立していました。
特に全日本プロレスは、そういう傾向が強かったと思います。力道山対ルーテーズ戦から受け継がれたNWAインターのベルトを駆け巡る戦い。そこに観ている人は、ハラハラドキドキしてお金を払ってチケット買って、というふうに。

広告

対して、新日本は、NWFというややマイナーなベルトの攻防がメインだったけど。
そこから、モハメッド・アリ戦、そこから生まれた借金で、異種格闘技戦があり、また何が出て来るかわからない、という掟破りの日本人遺恨闘争など。バラエティに飛んでいましたね。

日本のスノーボード界を盛り上げるためには、やはり忠などの本流の活躍も望むところだけど、他にももっといろいろユニークで工夫された動きを見せてもらいたいものです。

例えば、芸能界でスノーボードを楽しんでもらう動き。かつてあって芸能人スキー大会のようなものを招致するようなこと。
コマーシャルや映画でスノーボードを取り上げてもらうためのフォローアップ。

すでにやっているところでは、ミス・スノーボーダー・コンテスト、一般の方が参加できるビデオ・コンテスト。

雑誌にしても、おもいっきり一般ユーザー向けのものがあってもいいと思います。

かつて、スノーボーダー誌では、岩田さんを中心に、トップ・ライダーがハウツーをやるということで、革命的に雑誌に売り上げをアップさせて、今ではハウツーがどの雑誌でも重要コンテンツになったけど、今の時代の流れで、さらに革命的なコンテンツがあってもいいと思います。

例えば、一般の方が写真と記事を作り、一般参加型のハウツーのページを設けたり。

篭もり組に焦点を当てたり、ローカルに焦点を当てたり。

一般のサンデーボーダーの人でも入り込めるようなファッション・コンテンツ盛りだくさんにしたり。

ともかく、往来の観念のスノーボード・コンテンツにこだわらず、超一般目線のスノーボード専門誌があってもいいと思うのです。

スノボやってみよう!という雰囲気の入り口を作ることが大切だと思います。

かく言う自分もまだまだやることやっていないので、改めて反省し、いろいろ仕掛けたいな、と計画しています。

ところで、今日のウィスラーは激しい風でした。
上は、雪だったけど、風の強さでゴンドラの窓が開きそうになり、ビビリました。

 

広告