来年、ソチ五輪に向けて、スキー連盟が5月中に五輪出場選手の基準を決定することになった!
全日本スキー連盟の古川年正競技本部長は、早ければ5月中にも五輪出場選手の基準設定をまとめる意向を示した。
また来季の強化指定選手、各種目のチーム編成は4月中に決めることになった。ソチでのメダル獲得を目標に設置したメダル奪回戦略室で検討し、競技本部で最終決定するとのことだ。
古川年正競技本部長は、「多くの選手を派遣したいが、税金を使わせてもらう以上、成績による線引きは必要。」と話しており、FISワールドカップなどで活躍した選手が選出される可能性が高い。
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これまでの五輪派遣の歴史から、FISでは認められていない、世界的に知名度が高いスノーボードの大会、X-GamesやUS Openなどで活躍したことは考慮されずに、その設定基準から離れている可能性は高い。
一方メダル獲得が目的なら、有力選手の派遣は検討されるべきで、平野歩夢など日本が世界に誇るヤングガンの出場をぜひとも考慮してほしいものだ。
また、これまでスロープスタイルは、メダルの獲得が低いと思われている節があり、その結果、スロープスタイルのナショナルチームができていないようだ。
スキー競技上がりのガチガチ頭のお偉いさんが、どこまで正確に日本の選手事情を察しているのか疑問だが、4年に一度の一大イベントだけに、日本として後悔がないように選手の選考をしてほしいものだ。
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