この男、恐るべし!
昨日の朝、高橋烈男はBURTON RAIL DAYSの事務局から連絡を受け、急遽、オンライン投票2位から4位に入った壁田竜一、長谷川篤との戦いへ挑んだ。そして、公開練習の最中に行われたこの最後の1枠決戦で勝利を収める。
そのまま今夜の本戦に出場するや、この大会、初出場とは思えない元気なパフォーマンスを見せた。
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このメンバーの中では、ジェレミー・ジョーンズに次いでのベテラン。日本のジブ界を引っ張って来た一人だが、まさかこの大舞台でここまでのパフォーマンス。
ザック・ヘイルが提案して、世界最高峰のパーク・デザイン集団、SPT(Snow Park Technologies)が設計した六本木アリーナに設置されたパークで、思う存分、食べ残しなくすべてのアイテムで遊び倒してくれた。
圧巻は、手前キッカーから、左サイドのダウンレールを越えてのさらに左サイドのウォールへの当て込み。まるで、弁慶を倒した牛若丸のように、華麗なトリックだ。
この一矢を放った後は、まったく同じトリックをやらずに、六本木アリーナの特設パークを楽しげに選手たちとセッションしていた。
残念ながら、予選通過とはならなかったが、この一矢は観客と、ジャッジ陣に大きなインパクトを与えて、見事、ベスト・ウォール賞に輝いた。この結果たるや、MCのアーリーが叫んでいたように、まさにシンデラボーイ!
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