イライラ

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今日は、撮影に行く予定だったけど、朝から雨。だけど、散歩をしながら、もしかしたら晴れ間が出るような気がした。その予測の背景には、まずは天気予報。今日は晴れ間も出ると伝えていたのである。また、雲がどんどん動いているし、部分的に明るくなっているところがあったのだ。
しかし、この天気だったから、どうもカメラマンもライダーも士気が上がらないのだった。オレは撮影したかったら、相当イライラしたのだけど我慢、我慢。結局、オレ一人やる気があっても、撮影チームがやる気がない気運ではどうしょうもないので、引き下がって、天気が回復しそうな土曜日に撮影をすることにした。あーあ、コンチキショー、晴れたらどうするんだ!
イライラしてもしょうがないので、自分のハウツー原稿をまとめていた。こちらの方もこれから撮影するので、どんどんまとめていかないとしょうがないのである。そうしているうちに晴れ間が出た。窓から入る夏らしい強い日差しを浴びながら、イライラも頂点に達した。「バカ野郎、だからオレのこと信頼して上がれば良かっただろ!」
天気に関しては、オレの最初の師匠であるヒデさんという方も読むのがうまかった。天気を予測し、撮影コーディネイト全体の流れをつかむ。
そして、今いっしょに仕事する人ではスノーボーダー誌の岩田さんもちゃんと理解している。つまり感が働くというタイプ。誰もがダメだろう?と思っている日でも、オレと岩田さんは「最高な日になるね」と予想できたりするのだ。
アキは素直だから、オレの言うことを聞いてくれる。まあ、わかる人に任せよう、という度胸があるので、いい。しかし、オレの周りには言うことを聞かない人も多いので困る。
オレは、もちろんヒットラーでないし、独裁者でもない。だけど、一応、長年撮影コーディネイトをやっているので、もっと信じてくれると助かる、と思うことが時々ある。今日なんかも、オレの感に乗ってほしかった日だ。
そして、案の定、天候は回復したのだ。その後、すぐに曇ったけど、撮影はできたと思う。
ともかく、回復した空模様を見て、イライラの頂点は達した。家族はオレのイライラの姿を見て、さっさと外に逃げた。そして、自分にはこのイライラの逃げ場所が必要だ。そこで、久しぶりに軽くジョギングした。その後には、ショート・ランニングも行った。短距離を走ると、自分の全身の筋肉を使っている感じが伝わって来る。その久しぶりの感覚がおもしろい。こうして運動することで、前向きになれる自分と出会う。
その後には、今度の更新の特集、C★4写真集の打ち合わせで、C★4に会った。
この特集、かなりヤバイ。どういうふうにヤバイかと言うと、スノーボード・サイトにこんなにセクシーな写真を掲載していいのだろうか、という感じ。dmk自体の素質を疑われないか、とも思う。
だけど、オレは時々、そうしたものを発信したくなるのだ。何かある程度、ドキドキ感があった方がいい。みんなをビックリさせたいと思うし。ライダーも望んでくれるなら、ぜひやりたい、と思うのである。
そう言えば、アキが来ていた時に、シモンの写真集はどうかな?と提案したけど、女性は男性と違ってあまりそういったことを求めないのでは?という意見だった。だけど、そういった要望が男性よりも少なくも、ニーズがあるならやってみようかな、と思うのだけど。どうかなあ???

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