イチゴ採り

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朝起きたら太陽の日差しが! おお、久しぶりにお日様の登場か。眠たい目を擦りながら、カーテンをガバーっと開くと、ヤバイ!青空たくさん。これの意味するところは、今日は撮影に行かなければならない。だけど、何も用意していないよ。だいたい、今週ずっと曇りだと言っていたのに。

とりあえずチャーリーBOYと散歩しながら、雲の流れを見る。このまま晴れは続くのか。いやあ、そんなハズはない。天気予報では、晴れ間は出るけど雨もある、と言っていたのである。こういう場合には朝だけ晴れる。そして、山に上がると、急に曇ったりする。それで、グレーシアに着く頃には、「これじゃあ撮影にならないじゃん」という天気になるものである。騙されないぞ!

そもそも、今日、山に行って何の撮影ができるのか。自分が登場するハウツーを撮影するにしても、撮影者の手配もしていないし。今から手配ではなあ。とりあえず、第一回目の原稿はできているから、それを進めてもいいのだけど。まあ、やるからには一気にやった方がいい。4ページで6回連載だから、2日撮影とかでまとめて終わらすようにしないと。

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それなら、ともかくその原稿をまとめる作業が先でしょ。いや、あの仕事もあるし・・・、なんて感じで結局、朝からバリバリ仕事をする。今日はシャーリーが休みで子供の面倒も見れるし、何より子供たちは友達の家にお昼までいるから、仕事環境が快適だ。

昼になると、やはり雲は出て来た。ああ、家で仕事をやっていて良かったと一安心。
午後3時頃、シャーリーが隣町ペンバートンに行くと言う。ファームに行って、イチゴを採り、そして生まれたばかりの子羊に会うのだと。フーム、なかなかおもしろそうだ。今日は頑張って仕事はまずまずはかどったし、「まあ、オレも行くか」ということになった。

ファームに行くと、昨年もいた大きなブタさん登場。毎年、こいつを見た後は、ブタ肉が食べられなくなる。クレアちゃんはかなり恐がり、ママのだっこから離れられない。一方、大河は慣れたものでヒツジをなでたり、鶏を追い掛け回したり、眠っているブタに悪態ついたり、暴れはっちゃく状態だ。その内、クレアちゃんも慣れて鶏を追い回した。

その後は、ママを先頭にイチゴ狩り。大河も多少手伝ったけど、あまり興味がなさそう。クレアちゃんはフツール大好きだから、ともかく食べる。オレはそのクレアちゃんが食べるおいしそうなイチゴを見つけてあげた。まあ、オレもこの手の作業はかったるいので、シャーリーにお任せ。

箱いっぱいになったイチゴは、たったの10ドルほどだった。その他にクッキーなどを買って、17ドルを支払ってファームを出たのだった。
帰り車を運転していたら、またもや雨がプツプツ降りだす。まあ、まだ本格的な撮影がないからいいけど、いい加減、パキッと晴れが来ないかなあ、と思う今日この頃である。

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