アドバンテージ

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朝一番で大河とクレアが友達の家に行った。今日は久々に仕事ができるぞ!という環境である。だけど、その後、ハワイから来たというファミリー3人がやって来た。なんでも、今度家を交換するのだそうだ。つまり家のファミリーがハワイに行く時に、その家に泊まらせていただき、そのファミリーが同時にウィスラーに来て家に泊まるということである。
このファミリーは2、3日前シャトーウィスラー(ホテル)で行われたイースターバニーの子供向けイベントでシャーリーが知り合ったファミリー。向こうも3歳の女の子がいるので世間話に花が咲いたのであろう。それなら今度、交換しようね、と話したに違いない。
リゾート気質とでも言うのだろうか、そのへんはとても気軽である。元々ウィスラーに住む人もそういった気軽に物事を動かすところもあるし、きっとハワイに住む人もそうであるに違いない。
実際会ったところとても良い印象の方たちで機会あればぜひハワイに行って、家をお借りしたいと思った。
午後は猛烈に執筆をした。1つの山を越えた感じ。この原稿は書けそうだ、という感触。ついでにもう1つの企画を考えた。このように1つの企画を考えると、自分の場合にはそのまま報酬につながるので、とても大事である。雑誌の仕事などはページなどで報酬が決まったりするのだが、例えば6ページ分の仕事を考えれば、それでもう日本にチケット代ぐらいは稼いでしまう。しかし、アイデアというのはなかなか出ないもので、また自分の場合にもイチローであることを心がけるから、難しいという面がある。
イチローというのは、ヒットを打つこと。自分が出したアイデアは、人気にしたいという使命感のようなものがあるから、アイデアもしっかりと練るのだ。
良いアイデアを出すコツは、やはり読者の立場を理解すること。だから、クラブを通じて一般スノーボーダーたちと接することは重要であるし、またトップ・ライダーの気持ちも理解していないといけない。以外にこういう立場の方は少ないようで、そのへんが自分の1つのアドバンテージにもなっている。さらに言えば、20年スノーボードをやっているのも強みで、歴史背景から現状で起きていることも分析できるところもアドバンテージだろう。
ともかく発信者は引き出しをいろいろ持っている方が良く、例えばお父さんで2人の子供がいて、カミさんがカナダ人というような立場も1つのアドバンテージになるのだ。さらに英語が話せて海外ライダーとも交流も持ち、一人でどんどん海外のイベント取材なども行えば、さらに仕事の幅を広くできる。
自分が恵まれているなあ、と思うのは、今、仕事上で付き合っている方々に可愛がってもらって育ててもらったこと。お返しができるように力をつけて行きたい、と思っているのだ。

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