今年最後のスノーボーディング。大河と二人で滑りに行こうと準備していたら、クレアが「スキー行きたい」と言う。大河とクレア。5歳と3歳。スノボ初心者にスキー初心者。「大変そうだな」と思ったけど、なんとかなるさ、と思い連れて行くことにした。
クレアは、まだボーゲンができないので、案の定つきっ切り状態になってしまった。あのボーゲンの感覚、子供に教えるのは大変。トゥサイドで横滑りしながら、スキーの先端を持ってあげていっしょに滑ってあげた。だけど、一人で滑らすと直滑降になってしまう。怖がって、転倒・・・。大河には申し訳ないけど、こうなったらクレア付き添いモードだ。だけど、2、3本滑ったらもうギブアップ!「アイ・ウォナ・ゴー・ホーム(お家に帰りたい)」だって。
これじゃあ、大河が可愛そうということで、クレアは下で待ってもらい2本ほど大河に付き添った。大河は2週間ぶりとなってしまったため、調子悪そう。横滑り連発でまともなターンがほとんどなし。
クレアも楽しめる短めなコースに行こう、ということになりキッズ・スクールのエリアを拝借。ここは10メートルほど滑って自然停止ができる良い環境だ。そこでクレアも3本ほど滑って楽しんだ。大河はオーリー。小さい雪玉作ってそこを飛ぶ。大河も楽しそう。その後、クレアがまたギブアップ状態に入ったので、そのままスキーを脱がせてそのへんで遊ばせておいた。大河は引き続きオーリー。
そのキッズ・エリアに短くて低いレールがあったので、大河にやらせてみることにした。最初にオレがやって見せたら大河もやってみる、と言ったのだ。しかし、いざバイン装着したら「怖い」と言う。広めとは言え、レールだけに凄いプレッシャー感があるのだろう。実際、上から見ると「これは初心者では到底できそうもない」。仕方がないので、最初は両手を取って支えながらレールを滑らした。残り1、2メートルのところで押してあげたら、見事にレール上を滑ってジャンプして降りた。そこでもう1回やることに。助走距離をかなり短めにして支えなしでやった。そしたら、見事にレールに乗って、1、2メートル擦ったところでトゥサイド側に落ちた。だけど、転ばずに見事に降りた格好。その感覚が楽しかったのだろう、着地した後すかさずオーリーして見せた。大河、凄いぞ!
本年も残るところもあと6時間ほど。今、テレビでは紅白の再放送が流れている。年越しそばもさっき食べたところだ。日本にいる頃でないにしろ、こうしてカナダで日本の年越し気分が味わえるのはありがたい。お袋のおせち料理食べたいなあ、お雑煮食べたいなあ、なんてことも考えるけど、カナダにいながらずいぶんと日本気分を味わえる環境だし、何しろ目の前が北米最大規模の山だし、贅沢は言ってられないね。
今年も辛いこと、楽しいこと、いろいろあったけど、まずまずみんな健康で楽しくできた。来年も良い年になりますように! そして、この日記を読んでいるみなさんも、良いお年になりますように!!ハッピー・ニュー・イヤー!!!
広告