この時期のスクワット

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今月発売されたSnowBoarder誌Vol.2でも書いたけど、スノーボーダーにとって何より大切なのは体力である。体力があった上で技術力が活かされる。そしてさらにその上に、精神力が必要なのだ。

体力がそれほどなくても、技術力や精神力でうまく滑れる人もいる。だけど、そういう人は、必ず体力の面のなさから、ボロが出るものだ。体力があるからこそ、長く滑れるし、ケガも防いでくれるもの。

体力というのは、筋力、または持久力なども含まれる。どちらもとても大切だけど、筋力という面では、特に下半身、太ももの筋力が重要だ。

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誰でも何度か考えたことはあるだろう。滑っている時に筋力のなさから来る、筋肉の痛み。気持ち的にはもっと行きたいけど、筋力がついてこないでのとても危ない、という状態。実際、そんな状態で滑ってケガをした人も少なくないのでは? だいたい、ケガというのは最後の一本、体力がへばっている時に気持ちだけ盛り上がっている時にやってしまうものだ。

前置きは長くなったが、太ももを鍛えるスクワットはとても大事である。

「じゃあ、やろうか」
と伝えたところで、なかなかやってもらいえないものだ。
「ああ、今日は疲れているし、風呂入って一杯飲んで、テレビ見て、寝るよ」
ってな具合に。

だけど、ともかく今、その場で、10回でいいからスクワットをやってほしい。
そして、こう考えるのだ。
「この一回の辛さが、今年の楽しいスノーボーディングの貯金になる」と。
一回の辛さは、スノーボード貯金の1喜び。
100回やると、100喜び。
1000回なら、1000喜び。
そして、10000回やったら、実際に今年の初滑りが間違いなく楽しくなることを、ハウツー天使が約束しよう。

「えー、10000回めんどくさいよ」というあなた!

まあ、10000回はしなくてもいいから、ともかく毎日10回でもいいからやろう。
そして、何度も同じこと言うけど、この時期のスクワットは『冬の楽しさの貯金』と考えるのだ。

どう、これでちょっとはスクワットをやる気になった?

それでも、スクワットをやりたくない、または体力強化したくない、というあなたには、うーん、うーん、何か名案ないかな・・・。あっ、そうだ!

太ももの筋力ついたら、カッコいい脚になる。女の子にモテるぞ!
どうだい?

ともかく、この時期のスクワット大切です、ということで、スノーボードが好きな人は、地道な努力を。 

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