カナダのブリティッシュ・コロンビア州ウィスラーにあるブラッコム・グレーシアで、毎年恒例となっているCamp Of Champions、2週目となるCamp B スタート!
本日、行われたキャンプの模様を最速レポートします!
Photo & Text: Fusaki Iida
真夏にスノーボード、しかも巨大パークなんて、まったくクレイジーな話だ。しかも、一昨日まで蒸し暑い東京にいたので、よけいにこのギャップを感じる。
東京から約9時間のフライトでバンクーバー、そしてバンクーバー空港から3時間でウィスラーに。
さらに、ブラッコムのベースからリフトとバスを乗り継ぎ1時間ほどで、ブラッコム・グレーシアだ。グレーシアとは、文字通り万年雪で、一年中雪があるところだ。
そこに、巨大キッカーやらジブ・アイテムを並べて、真夏の巨大パークが誕生する。
毎年のことながら、特別な場所だ。
(写真左、朝、気合のコーヒー。前足のバインディングが僕のコーヒー・ホルダーだ。バスの列はまるで東京ディズニーランド。みんな特別な場所を心待ち!)
(左、カナダ・ナショナルチームのハーフパイプ・コーチのダン・レイモンド。到着するなり選手たちとダイナミック・ストレッチングをしていた。
左、セキュリティーガードのベン。メッチャ!フレンドリーでみんなから慕われている。彼が門番となり、COCパス保持者だけ巨大パークに入れる。)
いよいよ来るべきシーズンには、ウィンターオリンピックがあり、五輪に向け世界の選手のテンションは高まっている。そんな中、Camp Of ChampionsはUSAチームとカナダチームのスロープスタイル・チームを迎え入れている。
五輪クラスに匹敵する巨大キッカーがあって、どんなトリックでも安全にクッションしてくれるバグ・ジャンプがあるCOCは、スロープ選手にとって最適な環境だ。
カナダには、マーク・マクモリスというスペシャルなスターがいるが、マークは今回、来ていなかった。しかし、マークと並ぶスターのセバスチャン・トータントはやって来た。しかし、セブはリラックス・モードで、イージーなジブ・アイテムで流していた。まだ巨大キッカー・モードではなかったようだ。
(今日は、ジブで流しモードのセブ。しかし、イージーなトリックでも乗れてる感がビンビンに伝わるライディングをしていた。)
そんな中、17歳の若手、タイラー・ニコルソンが輝いてた!
ともかくよく滑って練習している。同じルーティーンを何度も何度も試すのだ。
特に今日、こだわっていたのは、スイッチのダブル・バックフリップ。
マーク・ソラーズもやって来た!
個人的には、今、世界でも最もスノーボーディングがうまいライダーの一人。
ジャンプは、パークからバックカントリー、そしてストリート・ジビングもこなすオールランダー。
今季は、ヒザの前十字靭帯を痛めて、思い通りのスノーボードができなかったソラーズ。
しかし、この春から調子も良くなり、「最後の最後で良いフッテージ(撮影素材)を残した。」とのこと。
シーズントータルで「とても満足はできない。」と語った。
しかし、ソラーズのネガティブ・コメントは毎年のことだ。
絶対に現状に満足しない。常にもっとできたハズ!というハングリー精神120%のライダー。
多くのライダーが大物になって、落ち着いていくのに、ソラーズに限ってはそれがない。
これは、僕が7年前、当時17歳のソラーズに出会った時から変わらない一貫した姿勢だ。
そんなソラーズは、超スタイリッシュにノーグラブでキッカーを飛んでいた。
見事なまでにスタイリッシュなエアー。シークエンス写真のどこを取っても、まったく完璧過ぎるスタイリッシュ・エアーだった。
以下、写真アラカルト!
(写真左、毎年、明るいコーチングでキャンパーで大人気のコリーン。裸になって何書いてんの!?
右、雲一つなスカイブルーの炎天下!整備する人も大変だね。)
(Westebachアルバータ州エリアのライダー、アンドリュー・マシューズもスタイリッシュなエアーを決めていた。)
(写真左、このBセッションではキッズもたくさん!この中から未来のプロ・ライダーが生まれるのだろう。
右、COCボスのケン・アッケンバック。20年以上も前にサマーキャンプを始めたパイオニア。)
Summer Time! with RYOKI
DMKコンテンツには欠かせない!日本人ながら世界シーンに誇るスタイルマスター、RYOKIもサマータイプをエンジョイ!!
だけど、まだCOCパスをゲットしていなくて、パプリックのパークをライディング。
RYOKI曰く「この夏のパブリック・パークも相当、おもしろい!」とのことだ。
以下、スタイルマスターぶりのRYOKIの乗せ換えテクニック他、シークエンス!!
Landingこの秋リリースされる最新フーディは、フェイスマスク付きで調子いいよ!とRYOKI。
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