【REPORT】ヤグカオ&ブシと行く池の平貸切パーク・キャンプ!

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オリンピックのスロープスタイルが盛り上がりましたが、DMKでは今年もパークキャンプを開催しました!
リードしてくれたのは、カリスマ・コーチのヤグカオ&ブシくん。
開催場所は初めて、日本パークの聖地とも言われる池の平。
DMKの名物レポーター、マスミさんが今回も楽しいレポを届けてくれます!

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この3月初旬は気温が上がってきて、いわゆるこれから春スキーだぞっていう時期。
雪が緩むのでパーク初心者にはよさそう。

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dmkの中でもいつの間にやら長寿キャンプとなりましたこのパークキャンプ。
一番最初は2006年かな?スキー場をいろいろと変えながらやってまいりました。ただしコーチは一貫してこのお方、ヤグカオこと藤田薫(旧姓が矢口なのでヤグカオ)さま~です。そしてヤグカオを旧姓にした男、ブシ君こと藤田真人。この二人の素敵できめ細やかなコーチングで初心者から上級者まで大満足のキャンプなのです。

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今回開催するゲレンデは「池の平温泉スキー場」。妙高高原に位置するこのスキー場は広い一枚バーンが特徴。一見すると牧歌的なイメージもあるのですが、そして何より優秀なのがなんとパーク。各コースのいたるところに用意されているアイテムたちは全てのレベルを網羅した一日中遊んでいてもアキることのないほどの充実度。

そのパークプロデューサの協力の下にdmkのためにも専用のパークを用意してもらいました!専用のコーチと専用のコース、そしてあなた。もうここはくつろぎ別世界、いや真剣にパークアイテムと向き合いたい人、専用という言葉にロマンを感じる人、いろいろな遊びの達人大集合なキャンプを開催できたわけです。

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しかも今回は、試験的ではありますが、dmk初、カフェを設立いたしました。そうカフェプロデューサーはこの私。マスミによる「俺のカフェin池の平」です。パークの横に設置したこのスペースで、ハイクアップした疲れを癒していただこう、というのが最大の狙いです。いや、けっしてスタッフがまったりとみんなが飛ぶのを鑑賞したいからではありません。おもてなしの心なのですよ。ふふふ。

開催日前日は予想外に雪が降り続きました。ぎりぎりに到着するのが面倒なスタッフマスミは夜半には駐車場に到着し車中泊をしたのですが、朝には20cm程度の雪が積もっていました。dmkは雪を呼ぶことが多いのですが、今回もまたうれしいことです。

今回集まってくれたメンバーは総勢17名。
ミックン、ノギー、シンペイ、ケンジ、タクト、サトシ、ごっつぁん、まーちゃん、まきねー、まゆみちゃん、かじちゃん、カズちゃん、アンディ、ネエヤ、さとみちゃん、まゆゆ、マリペソ、みんな参加ありがと!

全開のセッキーキャンプからの流れで参加してくれた人が結構いて、僕自体は初対面でしたが、すぐに楽しい雰囲気で溶け込んでしまったので一安心でした。

せっかく雪が降ったのだからまずはフリーランでウォーミングアップでしょう。

ツリーも開放している部分が結構あり、パウダーもあるじゃないですか。dmkはPJ(パウダージャンキー)が多いので当たり前のように、そう我が家に帰るかのように林の中へ消えていきます。そんな中でもコーチの二人は皆に目を配り、暖かな気配りを・・・え?そうじゃない?実は真剣な目線で各々のレベルを見極めていました。

そしてヤグカオさんの叫び

「お願いだから教えさせてぇぇぇ!」

基本的な滑りがマダマダな人もいたため、そのままでは飛ぶのが危険と判断したコーチの心の叫び、いや本気の叫びで女子チームはヤグカオさんに引っ張られて再びフリーラン。男子チームももう少し体をほぐしたほうがいいかなってことでブシ君とリフトアップ。

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その間にマスミ&ムラッチョでせっせとカフェ作り。イケメン(池メン?)ディガーさんの協力も得られ、モービルで搬入してもらって嬉しかったよ。助かった!

そんなカフェの設置が出来始めた頃、いよいよパークの開放です。程よい高さのグッドシェイプのキッカーとワイドなボックス。アイテムはこの二つだけだけど、とにかく同じキッカーを何度も飛んで、恐怖心をなくし向上心を育て、成長する喜びを感じてもらう。この文だけを切り取りすると、いかにも修行のような感じがするかもしてませんが、そこはdmkクオリティー。各自がすきな回数、好きなタイミングでとにかく楽しんだものが一等賞なのです。でもね、そんなちょっと息の抜けた雰囲気でも飛ぶと必ずコーチングしてもらえるから安心して。

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キッカーの横にはヤグカオさんとブシ君が見守っていてくれて、褒めてくれたり、次の課題を教えてくれたり、基本的なセッティングの見直しや、姿勢制御の仕方などを正しく手取り足取りときにはお姫様抱っこなんかも織り交ぜながらしっかりと上達のきっかけを指導してくれます。このキャンプはいろいろなことはやらないけど、一人ひとりのレベルに合わせたアドバイスが二日間にもわたって何度も繰り返し受けられるかなりプレミアムなキャンプなのです。

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そんなプレミアム感は滑りだけでは収まりません。

夕食はみんなで妙高高原ビール園タトラ館へ。宿からは送迎バスで行けるので離れていてもラクチンです。若干2名ほど気づかないで宿においてきちゃったのはご愛嬌(ムラッチョさんがちゃんと迎えにいきましたよ)みんなでディナーバイキングを楽しみつつ、希望者には¥1500で妙高高原ビールを呑み放題に出来るプランなんかもあって、もう呑み助にはウハウハです。ただジンギスカンの香りで服は臭くなるのでご注意を。

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そして宿に戻りビデオクリニックの始まり。なのですが既にゲレンデで逐一アドバイスしているせいか、コーチ二人もなんとなく流し見して、他の質問に答えるような感じでさらっと終了。みんなの親交を深めるのも大事です。飲み物も用意してあります。各自好きのものを飲みつつ、楽しく語らいましょう。

~からの~プレゼント大会もモチロンやります。今回もWestbeach/nomis/sandbox/Vivo/AWSM/BurnStreet/LANDING/Transform Glovesなどなど盛りだくさんの協賛品でジャンケン大会じゃぁ!絶対に手ぶらでは帰さないのが流儀じゃい。小物から大物まで各自に行き渡った商品と笑顔。よかったね。

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いつもだったらここでお開き~となるところなんですが、今回はまだ終わりません。じつはブシ君。スノーボード業界ではかなりの音楽通、といいますか真剣にミュージシャンを目指した時期もあったのです。その熱い心を持ったブシ君のライブが聴くことが出来たのです。たった二曲だったけどそのうち一曲はオリジナルソング「君自身」。とても広がりのある世界観と人の心を織り交ぜた素敵な曲でみんながほっこりとした気持ちになりました。惚れた。

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心もすっかり晴々~とした一夜を過ごしたところで、翌日も正に晴々~な陽気。こりゃテンションもみんなアップでしょう。

開始前にはディガーさんたちがしっかり整備もして下さいました。感謝です。

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さあ思う存分ハイクして、思う存分飛んでください。カフェも昼休みなしでオープン。カップラーメンを買ってきて食べたりして春の日差しと、白いゲレンデ、青空に飛び出すキャンパーたち。サマーキャンプのような感じもあり、開放感に満ち溢れた素敵な時間が貸切パークを包んでいました。とにかく飛びことを成功させたい、グラブをしたい、回したい、各自思いを込めながら笑顔で何度も繰り返す。幼い子供が滑り台で何度も遊んでいるかのような純真さがそこにはありました。

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天気もいいし、またプレゼントでも出しちゃう??ということでSmithのゴーグルを男女一人ずつのジャンケン大会だぁ~。青空の下で勝ち取ったゴーグルはさぞ視界良好だったことでしょう。

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最後はみんなでハイクして、上でごにょごにょと相談?ランディングで撮影して待っていると、一人目がスタート、お?続けて二人目、三人目と次々とトレインで飛び始めました。そして一人も失敗することなく最後まで飛びきって見事成功~。これにてパークキャンプのお開きとなります。

別れを惜しむかのように一本だけフリーランをしてから解散式。ヤグカオさんとブシ君に言葉を貰い、また来年もここに一緒にいたいという強い気持ちを感じました。

ただとても残念なのが一名のけが人を出してしまったこと。本人が一番残念でしょう。また一緒に滑る日を楽しみにしています。主催者側も事前の確認などの配慮が至らなかったことに対して真摯に受け止め、みんな楽しい思い出だけを持ち帰ることが出来るように改善していかなければなりません。

みんな成長の度合いは異なるけれども、自分をプッシュして、成功体験を得ることができたと思います。とにかくパークなどでは上手い人に見られている様で萎縮して中々飛べない!と躊躇しているあなた!このキャンプはすっげー上手いコーチが見てますよ。上手くいかなかったとき、一生懸命にアドバイスを送り応援してくれます。そして上手くいったとき、すっげーーー褒めてくれます。あなたのその一歩、踏み出すサポートをいたします。

来年も会いましょう。

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