【COCレポート4】最強のキャンパーは日本から来たティーン兄弟

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またまた凄い奴がやって来た!
日本からやって来たティーン兄弟テディー・クーとケビン・クー。兄のテディが17歳、弟のケビンは14歳だ。

この歳にして、スタイルと高さが抜群。末恐ろしい17歳。

もう、すでにご存知の方もいるだろう。最近、日本の大会でもブイブイ言わし始めていて、注目のニューカマー・ブラサーズだ。
兄のテディはスノーボード歴8年、弟のテティは6年。二人とも日本のインターナショナル・スクールに通い英語がペラペラで、出身は韓国とのこと。だけど、韓国語は話せないようだ。

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ともかく、そんな新鋭二人は、今週パット・ミルベリーのクラスでセッションしている。これだけうまいとあまり教えることはないのかもしれないが、スノーボードに対して真摯に取り組んでいる様子だ。
慣れないTバーは辛そうだったけど、昨年まで行っていたウィンデルキャンプと比べれば「Tバーで流せるので、楽だ」とのこと。

今日、最後の方では、パットの他、トースタイン・ホグモ、エリーナ・ハイトとヒップでセッション。
日本からやって来た最強キャンパーに、パット、トースタイン、エリーナが3人とも「イエー」の大声援を送っていた。日本が誇る世界のカメラマン Dice-K Maru(ダイス)も彼らの実力者ぶりに、惹きこまれているように撮影していた。

兄のテディーのスポンサー・ボードはBBCC、弟のケビンのスポンサー・ボードはCalmanoだ。

二人は次のキャンプBセッションまで参加するとのこと。


弟のケビンも兄に負けないほどぶっ飛び、しかも回していた。

このCamp Of Championsに来るのは若手だけではない。この日は、30代後半で現在カナダ・ナショナル・チームのコーチも行うデニス・バンノックもライダーから喝采を浴びるトリックを決めてみせた。
それは、クォーター上部にあるジブ用のレールをつかんでハンドプラント。ここ最近、ハンドプラントはリバイバル人気トリックになっているが、このレール・バーを利用してハンドプラントとなると、難易度が高く、そんな発想も思い浮かばないもの。しかし、デニスは見事に決めて見せた。

オジサンの星デニスは、健在のテクニシャンぶり!
エリーナ・ハイトは鮮やかにメソッドを決めていた。
パット・ミルベリーはオールラウンドにレベルの高いトリックを見せる。

日本人ライダー 一日一膳

ところで、我が日本のプロ・コースのキッズたちは、今日も一日一膳精神で、こんな写真を残してくれた。

深山晋作

廣橋央人

高尾翔馬

 

あれ、シモン髪切っちゃった

Nomisのパンツを履いて、ボーイッシュな髪型。あれ、誰だろう・・・?と思っていたら、シモンだった。
シモンは長年ロング・ヘアーで認知されていたけど、新規一転でさっぱりとした髪型。シーズン中に伸ばしていたお髭もしっかり剃って、これからはさわやかシモン・スタイルで行く模様。確か二日前までは髪も長かったし、髭もあったと思うのだけど・・・。
ともかく、これで双子のアンドレとの区別がつきやすくなったね。


同じNomisチームのクリス・ウィンブルスとのツーショット。左がボーイッシュになったシモン。


COCファッション・チェック!

あれ、ジョー・セクストンかな!?と思いきや、違いましたアカデミーのライダーさん。
ジョーのファッションなどに代表されるように、最近、70年代から80年代のレトロ・ファッションが人気出ているが、このライダーさんもそんな雰囲気が漂う。
驚くべきは、UnionがAirblasterがコラボレーションしたというバインディング。これ見て、「あっ、懐かしい~」と思った方は、相当のベテランさん。そう、これはクレイグ・ケリー、ジェフ・ブラッシー、キース・ウォーレンスなど80年代後半のButronのスターたちが使用していたバインディングにそっくりなのだ。
だけど、このバインディングは、テスト用に2、3個あるだけで、販売されないのだとか。もしかして、このファッション・チェックをきっかけに話題になって、商品化になったりして!?


70年代風のレトロなたたずまい。バインも懐かしい。ボードにもヒッピー風のピースフルな絵柄が描かれていた。

キャンプDはまだ間に合うよ!
COC最後のセッション、キャンプD(7月13日から6日間滑走)はまだ参加することが可能だ。
プロ・コースは、ライダーでない一般の方も参加できるぞ。
興味がある方は、以下までご連絡ください。
[email protected]

下記のキャンプ・ページもご参照を。
http://www.dmksnowboard.com/club/080312coc.htm

 

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