【帰ってきたDr.ビーバー】あなたの滑り直します!

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全国のスノーボーダー、上達できないお悩み患者さんを診断するというコーナーです。

今回はフリーランとレールを行う患者さんがいらっしゃいました。

特効薬を飲めばすぐに直りますよ。お大事に!

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スタン・ハンセン病

病名の語源:
壊れたダンプカーと恐れられたプロレスラー、スタン・ハンセンのラリアートのようなので。

診断書
姿勢を見ると、あきらかに違和感があります。それは腰でターンを引っ張ってしまっている姿勢をしているため。言葉は悪いけど、不恰好な感じ。だけど、そんな姿勢でもボードはよく踏めているし、ボードは走っています。きっとかなり攻め攻めのスタイルの患者さんだと思います。
しかし、この姿勢のままではいつまで経っても手のバランスに頼らないといけないし、何より限界値が上がらないので、特効薬を煎じましょう。

 

ベン・ウェインライト先生の特効薬

1 前ヒザでターンをリードするようなイメージを持つと、腰で引っ張りクセが直ります。

2 常に雪面にコンタクトする意識を持つと、よりヒザを利用した理想な姿勢になっていきます。

3 ヒールサイドの斜滑降で、一度姿勢を見直す練習するのも良いです。

手を使って滑ってしまうということは、下半身の動きでおかしなところがある証拠。手を殺しても滑れるようにするといいよ。

ドンキーコング病

病名の語源:
80年代に流行した任天堂のゲーム、ドンキーコングが上っているような姿なので。

診断書
どんなトリックをしようとしたのかわからないけど、ともかくレールに50-50で乗ろうとしことは見受けられます。しかし、トゥサイドの方に寄ってしまい、それを無理矢理に修正するかのように、右腕がおもいっきりドンキーコンゴになってしまいました。アイテムの長さから、かなりスピードを出して攻めて来たのかもしれませんが、どんな些細なトリックでもレールにしっかりと乗れるようにしましょう。レールは乗るところが一番難しいので、そこを繊細に攻めないといけません。
 

シモン・チェンバレン先生の特効薬 

1 そのレールに合ったスピードがどれほどのものか、事前にイメージしてトライしましょう。

2 アプローチの時点で乗るポイントに目線を送り、集中しましょう。

3 乗ったら目線を終点に持っていくことで、ボードの軌道が定まります。

スピードをつけた勢いで行く方が簡単な気もするけど、それほどスピードなくてもしっかりと乗れるようにした方がいいよ。何ができたってという

このコーナーは毎週金曜日に更新します!
診断されたい患者さんは、ぜひ以下のメール・アドレスまであなたの写真を送ってください。採用された方にはdmkオリジナル・ステッカーも送りますので、住所の記載、忘れずに。
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Dr.ビーバーとは?
97-98シーズンからSnowBoarder誌で始まった読者診断コーナー。考案者、及びハウツー執筆を行ったのはdmkフサキ。また編集は一昨年までSnowBoarder誌の編集を行っていたトップエンド(注:現在ユキスキの編集を行っている)。巷で話題になったユニークな病名は、00-01シーズンからトップエンド中嶋氏が担当した。しかし、トップエンドがSnowBoarder誌の編集から離れたため、今季販売しているSnowBoarder誌でなくなってしまった。そんな中、Dr.ビーバー愛好家から復活の声を求められ、ここに復活したのである。

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