【フサキ日記】日本のパイオニア

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今日のニュースで紹介した玉井太郎さん。
みんな知らないだろうなあ。
よくスノーボードでこの人は、パイオニアだとか、レジェンドだとか、言うけど、この人ほどパイオニアって存在は、いないと思います。

80年代後半のスノーサーフィン時代、一番カッコ良かったライダーです。
僕は確か、17歳の時とかに初めて見たのですが、凄い衝撃だったなあ。あれは、確か80年後半、ハーフパイプのような自然の地形を使った大会があって、霧の中、滑りながらラジカセをかつぎながら、登場したんですよ。ガンガンに音楽鳴らして!(笑)
信じられないような光景ですよね。

この人、本当、ヤバ~いと思いましたよ。

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当時、バートンに乗っているトップ選手がいたのですが、そっちの方は上半身と下半身を捻らせて、スライドさせながら滑るんです。でも一方の玉井さんは、その頃からサーフィンのようなカーブしながら滑るんですよ。オレは、断然、MOSS派だ!と思いましたね。

まあ、MOSSというのは、まったく不思議なシェイプで、当時はVボトムなんて言っていたけど、結局あれはWな形だったんだと思います。つまり、今のようにフラットでないから、カーブするしかなかったんです。スライドさせるエッジングのテクが使えないから、もう、固い日はお手上げって感じで。ケツが痛いのが勲章みたな(笑)。

自分が今年、スノーボード30シーズン目だから、玉井さんとかだと、もう35年~40年というレベルになるのでは!凄いですよね。
あと、日本には、竹内正則さんという凄いレジェンドもいるのだから、本当、そういうこともっと伝えるメディアがいるといいのだけど。竹内さんってキャット(雪上車)のバックカントリー・ツアーやっていて、あいかわらずシブいターン写真を残していますよね。凄いなあ、と思います。
以下は、以前にも紹介したことがあるけど、僕が初めて使ったボードです。激シブでしょ!

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