
最近、AKB48の大島優子が、アルペンのコマーシャルでスノーボードしている姿が、ちょっとした話題になりましたね。
このコマーシャル、どれくらいの人が見るのだろう?
ポジティブ過ぎるかもしれないけど、日本の人口、約10%もの人が見れば、1千万人もの人が見ることになります!
そうなれば、スノーボード界にとって追い風ですね。
このテレビ・コマーシャルにより、ソチ・オリンピックで増えたスノーボード人口がさらに増えることが予想されます。
また、関連のKISSMARK商品、さらには印象的な重ね着風のチェック柄ジャケット、それに類似したウエア類の売上もアップされることが予想されます。
過去、テレビCMにスノーボードが登場し、スノーボードのマーケットに影響を及ぼしたことが何度かありました。
タイヤのコマーシャルで出演したプロ・ライダー、他には木村拓哉が出演したコマーシャルなど。
だけど、初めてスノーボードがテレビCMに登場するのは、24年も前!
1990年です。
「何しに海外に行くの?」
「スノーボードだよ。」と答えると、
みんな「???」マークの時代でした。
スノーボードという言葉が、まだ浸透していなかったのです。
そんな時、アルペンはすでにスノーボードを使ったコマーシャルを作っていました。
ボードを持っているのは、若き日の真木蔵人さん。
相手役は、田中律子さん。
蔵人さんがスノーボードをして、律子さんがスキーをして。
お互いゲレンデで偶然出会って。その時、アクシデントでジャンプして衝突事故しそうになる。
転んで、お互い顔を見合わせて、恋が始まるという感じのストーリー設定でした。
だけど、当時の蔵人さんは、スノーボードができなかったし、そもそも世の中でスノーボードができる人という数がもの凄く少なかった。それで、スタントマンが必要ということになり、たまたまニュージーランドでプー太郎していた僕が選ばれたんです。
そう、だから日本で最初にスノーボードというものを知らすことのきっかけになったアルペンのコマーシャル、そこにいたのは僕なんですよ!
そんな自分が、今もスノーボードの仕事をしていられる。本当、ラッキーとしか言いようがない。
この感謝の気持ちを忘れずに、スノーボードの魅力を多くの人に伝えていかないと!!!