今朝、ご近所のおばさんに会って挨拶したら、「あら、こんなに雪が降ったのに山に行かないの?」と聞かれれました。
「シーズンを通して130日は山に上がっているので、パウダーは魅力的ですが今日は休みなので上がりません」と答えました。そして今日は、プールで泳ぎ、サウナ、そしてジャクジに入って身体を休めました。
たしかに、20年前の自分だったら、行っただろうなあ。「周りが歓喜のパウダーを味わっているの自分だけが味わえない…」って勝手にジェラシー抱いたりして。
これだけのパウダーディを楽しめるのは、シーズンを通してもほぼないでしょう。幸い先週の土曜日、42センチの一面パウダーが広がる「面ツル」を味わいましたが。
今季、よく思うのですが、「自分って、滑ることよりもレッスンして生徒さんと共有の楽しい時間を過ごす方が喜びが大きい」ということです。
極端な話、一人でパウダーを滑る…。まあまあ、それも素敵なことだとは思いますが、それ以上にセッションしてみんなで「イエー!」という感じの方が楽しいですよね。
あとレッスンしていると生徒さんをこれまで味わえなかった世界まで導くことができ、そんな時、とても喜んでいただけるのでやりがいを感じるのです。「やりがい」というか単純に「喜び」と言っていいのでしょう。
あとは、仕事することにも喜びを感じます。
世間では、仕事が「苦痛」と思う人がいれば、「楽しい」と思う人もいると思います。幸いにも、僕は「楽しい仕事」に巡り合いました。ある意味、これって運命というか奇跡でもあります。本当ラッキーだったと思うので、この縁に感謝しています。
だけど、そんな楽しい仕事でも、身体が疲れていれば、楽しめなくなるし朝起きるのも辛くなってしまいます。
そう考えると、「仕事」をすることと同じくらい「休む」ことは大事!
仕事と同じくらい、休むことも頑張らないと。つまり積極的に休むということが、良い仕事につながると思うのです。
本当に良い仕事、楽しい仕事をしたいから、しっかりと休むということです。
しっかりと休むことで、夜もしっかりと眠れるし、朝も元気に起きることができます。
まあ、何しろスノーボードを39シーズンもやっているので、これまでパウダーもまずまず滑られていただきました。
こうした最高のパウダーディは一期一会でもありますが、今日はおそらくまだクローズしているアルパインエリアがあるだろうし、また、明日、自分なりに工夫してうまくパウダーをいただこうと思います。そのためには、ある程度うまい生徒さんが来ないと成立しないし、また初心者を教える可能性もあるので、そのへんも一期一会ですね。
受け持った生徒さんをしっかりと楽しませて、上達させてあげること。機縁で出会ったスノーボードの魅力を、できる限り伝えてあげること。
これが僕の使命だと考えて、明日もスノーボードします!
ちなみに冒頭に紹介している写真は、今朝の僕の車です。まるで大きな岩の塊みたい(笑)。