【ハウツー】ポジティブ・シンキング

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ポジティブ・シンキングという言葉、みなさんよく知っていると思います。

ようは、プラス思考であったり、肯定的な考えであったり、積極的な気持ちですよね。
スノーボーダーに限らず、多くのスポーツで、また社会生活でも大切なこと。

だけど、今回僕が伝えたいスノーボーダーにとって必要なポジティブ・シンキングというのは、もうちょっと違う使い方になります。
言うなれば、「必要なことだけを意識して、その結果、マイナス要因を消す」ということです。

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例えば、スノーボーダーの中には、1080のような高回転トリックをする人もいるし、ダブルコークなど3Dトリックを決めれるようなレベルの人もいますよね。
残念ながら、僕はそんなレベルとは程遠いレベルなんですが、でも1つ言えることは、彼らは疑いの余地なしにトリックに挑んでいるということです。
言い方を変えれば、「できそうもないな」とか、マイナス要因は考えません。
どうやったらできるか、そのためのイメージ作りや自分で編み出したコツなどを意識しているハズです。
もちろん、各ライダー様々な不安やナーバス感と戦っていることも事実ですが、高い集中力でやるべきことを意識して挑みます。

逆に一般のスノーボーダーの方で、まだまだキッカーに入るというレベルの方は、どんなことを考えているのでしょうか?
こんな感じかもしれませんね。

「アプローチのスピードわかんない。」
「スピードチェックで逆エッジで転んだらどうしよう。」
「パークの周りに見物人がいてナーバスだ。」

それで、空中へ飛び出したとたんに、頭が真っ白になっちゃたりします。

頭の中がマイナスな要因ばかりが占められて、まさにプレッシャーに押しつぶされそうになる。
これでは、スノーボードはなかなかうまくなりません。

では、どうしたらいいか?
今回、僕が伝えたいポジティブ・シンキングです!

成功するために、やるべきことだけを考えるようにすること

例えば、同じキッカーのケースならこんな感じです。

周りの人をよく見て、そのキッカーで必要なスピードを確認。
どこでスピードチェック(減速動作)、どこからボードを真っ直ぐにしてスピードを出すかなどチェック。

アプローチの時、怖いと上体が伸びきってしまったりするので、しっかりと足首とヒザを曲げること。
そのために、実際に両手をヒザのところまで下げるなど、明確な目安を設けて実践する。
それでもアプローチ姿勢が不安なら、その前になだらかな斜面のところで、アプローチの姿勢だけをコソ練習してもいいでしょう。

キッカーで最もナーバスになる瞬間は、飛び出しのところ。
そこまでキッカーの先端しか見えなかった景色が、一気に空中からランディングの景色が迫る。
そこで想像もしていなかった飛びを味わうと怖くなるので、事前にジャンプしたらどんな景色が見えるのかチェックしておくことも大切です。

そして、何より、何度も何度もイメージすること。

その結果、どうなるか?

恐怖感がなくなります!つまり、ネガティブな意識が吹っ飛ぶのです。

なぜなら、人間の頭の中は、その瞬間である程度の意識付けしかできないもんだから、どんどんやるべきこと(=ポジティブ・シンキング)を入れてしまえば、恐怖感の居場所がなくなってしまうわけです。

もちろん、完全にネガティブなことを排除するというのは無理かもしれません。でもある程度、つまり7割から8割とかポジティブ・シンキングの脳(=世界)になれば、成功率も上がるし、その方がスノーボードは上達するでしょう。
戦国の大昔、織田信長は桶狭間で今川義元の大軍を破り、それをきっかけに台頭することになりましたが、あの時の信長はきっとネガティブな要因をポジティブ・シンキングで圧倒しようとしていたのだと思います。不安の心を消し去り、どうやれば勝てるのか。そのことばかりに集中して、雨の中、戦いに挑んでいったのでしょう。

スノーボードでも時に不安に襲われるわけですが、そんな時こそ何をやるべきか考えればいいのです。
どうすればそれを克服できるのか作戦を立てればいいのです。

幸いなことに今の時代、わからないことがあれば親切に教えてくれる人がいます。
例えば、SNBWIZの周コーチ、もちろん自分に連絡してくれても必ず返答しますよ。

そうした必要な情報を集めて、あなたの頭の中をできる要因だらけにしてしまう。
こうしてポジティブ・シンキングすれば、きっとできなかったトリックやライディングができるようになるでしょう。

 

 

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