
長年ハウツーをリリースして来ましたが、こういう日が来るとは!とても嬉しいです。

ちょうどその頃、スノーイング誌でハウツー・コラムも書き始めました。
あの頃は、まだ今のカミさんと付き合っていなくて。
それから月日が流れ、付き合って、結婚し、犬を飼って。
それで思い出したけど、その犬のチャーリーくんも、雑誌に登場させていただきましたね(笑
そして、子供が生まれて、その長男と登場させていただけるとは!
まさに感無量という感じです。
今回、このチャンスをくれた、編集の岩田さんには感謝です。
岩田さんと出合ったのは、20代の中盤だったかと思います。
今、思えば大きな出会いです。
岩田さんは、元々スキー写真の名門、杉山スクールご出身。
その後、スキー専門誌を手がけて来ましたが、その後、いろいろあったようで棒有名週刊誌などでタフな時代を過ごされました。ここだけの話、フォーカス誌で張り込みとか。
そして、再びスノー雑誌であるスノーボード専門誌に帰って来て、そこで僕と出会いました。
僕は、当時ミナミのライダーで、ミナミの社員さんにスノーボードの教え方を伝授するというようなことや、大人にもスノーボードをやってほしい、ということで、おじさんのためのスクールなんかやったり(笑)。そこで、岩田さんに来ていただいき、スノーボードを教えました。
そこから僕はずっと岩田さんとのお付き合い。
僕は、岩田さんから編集のことなど、様々なことを学ばせていただきました。
岩田さんと僕の波長がおもいっきり合ったのは、往来の観念にこだわらない!というところでした。
元々、岩田さんの出所にも関係していると思うけど、僕たちはこれまでスノーボード専門誌でやってこなかったことも勇気を持ってやっていたのです。だから、僕は本当に楽しかったです。
「岩田さん、素人さんを出すドクタービーバーやりましょう。」「うん、おもしろいね、やってみよう!」
「フサキ、週間フォーカスのようなネタ、スノーボード界でないか」「ああ、ありますよ。こういうのはどうだろう?」
「こんなハウツーないから、こういうのやっちゃいましょうか?」「うん、いいね!」
という具合で。
ハウツーのタイトルの使い方は、ゴルフ専門誌を参考にしたり、
あと、僕個人としては、プロレス雑誌や料理雑誌なども参考にしていました。
よくよく考えると、この親子ハウツーにしろ、
「岩田さん、やってもいいですか?」「いいよ」
って言ってもらえることは、本当に感謝すべきことだと思います。
自分のやりたいと思うことを、どんどんやらせてもらっているのは、幸運だったとも思います。
それが、あたり前だった人生だったので、気づかなかったけど。
僕の周りでは、岩田さん、dmkのムラッチョ、ローニンの左氏さんなど、あとはグローバルのKJさんやコーチの綿谷くん、SBNのツカダさん、なんかもそんな粋を感じる方ですね。
彼らには昭和の良き時代の風が漂っています(笑
「よし、行けよ、やれよ」
みたいなノリ。
凄い簡潔な世界。
そこにはお互い信頼関係があるのだと思います。