北京オリンピック男子ビッグエアの予選は、初出場の大塚健が予選2位、また国武大晃が4位で決勝へ!1位通過はスロープスタイルで金メダルに輝いているマックス・パロット(カナダ)だった。
2回目を終えて8位につけていた大塚健は3回目に大技キャブバックサイド・トリプルコーク1800を放ち、見事にメイク!これが91.50ポイントという高得点で一気に2位まで浮上した。
2大会連続出場となった国武大晃も終始安定したジャンプで合計158.25点で4位通過。決勝では、さらに爆発したトリックに期待!
一方、残念だったのは、終始自由なスタイルでフィニッシュエリアまでパフォーマンスを繰り広げた浜田海人が、15位で予選敗退。しかし、彼の自由奔放にスノーボードを楽しむ姿勢は世界中に伝わった。
初出場となった飛田流輝は納得できるジャンプができず、悔しい敗退となった。
1位通過はマックス・パロット(カナダ)、3位はレッド・ジェラード(アメリカ)という強豪が好成績を収めた。そして中国から生まれたニューヒーローの蘇翊鳴(スー・イーミン)がバックサイド・クワッドコーク1800でこの日の最高点を叩き出し5位と表彰台を伺う展開。
その他、マーカス・クリーブランド(ノルウェー)、マーク・マクモリス(カナダ)というメダル候補者がしっかりと予選を通過した中、前回覇者のセバスチャン・トゥータントがまさかの26位で予選敗退となった。
男子ビッグエア予選結果
1位 マックス・パロット(カナダ)
2位 大塚 健(日本)
3位 レッド・ジェラード(アメリカ)
4位 國武大晃(日本)
5位 蘇 翊鳴(中国)
6位 マーカス・クリーブランド(ノルウェー)
7位 スヴァン・ソーグレン(スウェーデン)
8位 マーク・マクモリス(カナダ)
9位 モンズ・ロイドモンド(ノルウェー)
10位 クリス・コーニング(アメリカ)
11位 ニック・ファン・デル・フェルデン(オランダ)
12位 ダーシー・シャープ(カナダ)