伝説のライダーと言われるトム・バートが、バックカントリー派に人気があるボード、Winterstick(ウィンター・スティック)のオーナーの一人になった。
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レジャンドがオーナーに。
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かつてテリー・キッドウェルなどと共にスノーボードという世界を切り開いて来たパイオニア。トム・バートは、クレイグ・ケリー世代よりもさらに前のライダーと言っていいだろう。アラスカのバックカントリー・シーンを切り開いて来た功労者である。
そんなトム・バートが、Winterstickと出合ったのは6年前の2002年。それ以来、このバックカントリー・ガンの開発デザインやPRに努めて来たが、さらにこのブランドを高めるためにオーナーになった。
Winterstickは、その歴史の長さとは裏腹に日本での認知度は低い。しかし、アメリカではフリーライディング愛好家に長年に渡って親しまれているブランドだ。特にコロラドなどの豪雪地帯には、根強い人気を誇る。
昨今のジブ志向には見向きもせず、ひたすらオールマウンテンを滑るためのハイ・クオリティなボードを作っている。
特に有名なのは、パウダーで威力を発揮するスワロー・テールのボード。トムもデザインに大きく関わっているモデルだ。人気に流されずに、ひたすら作りたいものを作る姿勢は、まさにリスペクト。
「Winterstickは常に高品質なボードを提供して来た。さらに僕の情熱と力をこのブランドに注ぐよ。」と、トム・バートはコメント。
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