09-10シーズンに向けて、StepchildとThirtyTwoのライダーたちによるビデオ作品が作られるのではないか、という情報が入った。
夏のキャンプCOCで、すでにこの作品の計画をしていた!?ショーン・ジョンソン(写真中央)。
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昨年リリースしたStepchild SnowboardsとNomisのビデオ作品Child Supportは、世界中のスノーボーダーたちに喜ばれる人気作品となった。
StepchildとNomisの看板ライダーのシモン・チェンバレンの映像がたっぷり観れて、その他にもジョー・セクストンがさらなるジブの境地を開き、Nomisのマーク・ソラーズがトリを取り、またStepchildのスコッティー・バインという新たなヒーローも生んだ。
世界で初の低価格($2.99)ダウンロードも実現させ、スノーボード映像業界に革命を与えた作品としても有名。この流れが、昨今話題となったニュース「マックダグの撤退」にもつなげっていることは、疑いのないことだろう。
この革命の仕掛け人は、ビデオ・プロデューサーであり、Stepchildオーナーでもある言わずと知れたショーン・ジョンソン。その革命者は、皮肉にも(?)元マックダグのフィルマーとしても活躍したことは有名である。
現在主流となっているスノーモービルを使ったバックカントリー撮影者の先駆者の一人で、言わばスノーボード映像業界を牽引して来たリーダーでもある。
そんなショーンが、今度はThirtyTwoと共同ビデオを作ることを考えているようだ。
すでに、StepchildとThirtyTwoのライダーたちは、その話を聞いているようで、今年度の撮影のメインに考えている者もいる。
StepchildとNomisが作品になった経緯は、「ちょうどそのスポンサーのライダーがいた」ということだったが、今回も「気づいてみればStepchildとThirtyTwoのライダーばかりになっていた」ということが、この作品計画の背景にあるようだ。
それと、興味深いのは、Stepchildとは無縁だったThirtyTwoのライダーが参加し、そこで新たなヒーローが生まれるかもしれない、ということ。例えば、マット・ベルジール(Matt Belzile)というK2のライダーもこの撮影に参加するのでは?と言われている。マットは、Alterna Filmsの参加や、ウィスラーのビッグエアー大会での輝かしい実績を残していて、すでにカナダでは噂の高い実力派である。そんなマットが、StepchildとThirtyTwo作品で一気にメジャーになる可能性がある。
また、この作品により、すでにカナダでは評価の高いライダー、E-MANも世界で脚光を浴びるような存在になるのでは?とも言われている。
噂というには、あまりにも信憑性の高い話が舞い込んでいる話なのだが、まだ正式発表はないし、このような話は消滅することもあり得るので、とりあえず「StepchildとThirty-Twoの合作ビデオか!?」というニュースでした。