五輪男子ハーフパイプ代表は1月に最終選考

4回目の五輪挑戦でメダルが期待される男子ハーフパイプ代表は、1月にオーストリアのクライシュベルクで開催されるワールドカップ第3戦を最終選考の場とする方針を示した。

はじめてスノーボードが五輪種目に選ばれた1988年長野オリンピックでは、日本勢のメダルは及ばないことだった。

2回目のソルトレイク五輪では、中井孝治のパフォーマンスが光ったが、ジャッジに受け入れられずにメダル獲得には至らなかった。当時は新聞などをはじめとするメディア報道で、「何であの演技でメダルが取れなかったのだ!」という議論が巻き起こる騒ぎにまでなった。

前回3度目となった五輪では、ワールドカップで活躍をした成田童夢、國母和宏などをはじめ、メダル獲得の機運が高まっていた。しかし、日本勢は、持ち前の実力を発揮できずに惨敗。

そして、今回は昨年の世界王者・青野令や、蘇ったエースの國母和宏も参加する男子ハーフパイプ勢にはメダル獲得の機運が高まっている。

その注目の男子のオリンピック出場に関して、当初は今月開催されたW杯第2戦のスイス・サースフェーで絞り込む予定だったが、悪天候を考慮して、もう1試合を追加することになったのだ。

第2戦で優勝した国母和宏と1月の世界選手権覇者の青野令の五輪代表入りは確実なので、この2人が第3戦での出場はナシ。残りの2人を選考する、とのことだ。青野と同じ故郷で愛媛のインドア育ちの藤田一海が入るのか、または國母同様に北海道・真駒内のパイプで育った村上大輔が入るのか、その他、工藤洸平、石原崇裕もいて、誰が選考に残るのか注目されるところだ。

ちなみに現在のナショナルチーム男子の多くは、ナショナルチーム・コーチの綿谷直樹氏の申し子というような存在。それだけに選考するのは、辛い立場であることも考えられる。

女子に関しては3人出場を予定。前回の五輪にも出場した山岡聡子と中島志保、加えて若手の岡田良菜の出場が間違いないだろう、と言われている。3人は、今後のW杯には出場しないとのことだ。

なお、ナショナルチームのハーフパイプ陣は、11月23日~12月23日までアメリカでの合宿を予定していて、これに参加する選手は、以下の通り。

男子
國母和宏、青野令、藤田一海、工藤洸平、村上大輔、石原崇裕

女子
山岡聡子、中島志保、岡田良菜