
スノーボード女子ハーフパイプは、オーストラリアのトーラ・ブライトが金メダル獲得!スノーボード界でも最もキュートな笑顔と言われるトーラのゴールドメダル・スマイルが世界中に発信!
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Gold Medal Smile!
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元々スタイッリシュさでは定評があったトーラ。マックツイストやバックサイド・スピン、さらにはスイッチ・トリックなど、女子では苦手としがちなトリックを苦にせずできる女性ライダー随一のテクニシャン。しかし、男並みにぶっ飛ぶケリー・クラークやぶっちゃげて元気なライディングをするハンナ・テーターと言ったアメリカ勢に対して、やや迫力に欠けるところがあった。
しかし、五輪を魔物だ。今季ビッグ大会で勝ちまくり、まさに金メダル候補だったケリー・クラークが安定感を欠くライディング。さらにはX-Gamesで無類なる強さを持つグレッチェン・ブレイラーがまったく実力を出し切れないランをする。そんな中、トーラは持ち前のテクニシャンぶりを大いに発揮した。
バックサイド360というややシブめのトリックから入り、大技スイッチ・マックツイスト720を決めて、バックサイド540、そしてスタイリッシュさを演出するシンプル・トリックのエア・トゥ・フェーキーを出して、最後はキャブ720締め。
ルーティーン・トリックに見事なバランス感あるランで金メダル!
しかも、ショーンと違って1本目が決まらずに、プレッシャーが掛かる最後の2本目で決める精神力は凄い!
今回の五輪入場式では、オーストラリアを代表して旗手になっていただけに、オーストラリア国民を大いに賑わせたことであろう。
日本勢ではベテラン、山岡聡子と中島志保は準決勝で敗退。
山岡は、最後のキャブ7が決まれば決勝に行けそうだっただけに、悔いが残るランになってしまった。
岡田良菜は、予選敗退。五輪という重圧に負けてしまった感があった。しかし、岡田の高さは抜群!まだ19歳と若いだけに4年後の五輪に期待が掛かる。
女子ハーフパイプ結果 | ||
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トーラ・ブライト |
オーストラリア |
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ハンナ・テーター | アメリカ |
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ケリー・クラーク | アメリカ |