11年ぶりに復活したアラスカのバックカントリーでのコンテスト、King of the Hill(キング・オブ・ザ・ヒル)でトラビス・ライスが優勝した。
トラビスがキング・オブ・ザ・ヒルに! |
トラビスがバックカントリーで世界最高峰ライダーであることは多くのスノーボーダーたちから認められていることだが、改めてこのコンテストで優勝したことで、キング・オブ・ザ・ヒル(雪山の王)であることを証明した。
King of the Hillは、90年中頃には盛んなコンテストであった。アラスカという雄大なロケーションを使って、ライダーたちが自分で決めたラインで滑り、急斜面を攻めたり、クリフを飛んだりするコンテストである。
しかし、昨今のジブ・ブームによるものか、それとも不景気の影響か、11年も開催されていなかった。
今年、久々に開催されたのは、雪山でスノーボードを楽しむ原点回帰の流れが来ているということかもしれない。
今年、久々に開催されたのは、雪山でスノーボードを楽しむ原点回帰の流れが来ているということかもしれない。
トラビスは、雪庇でメソッドを決めた後にウィンドリップ(注:風でできて自然なジャンプ台で70フィート(およそ21メートル)もの巨大ジャンプでバックサイド720を決めたとのことだ。
今後、雑誌やビデオなどで、このトラビスの勇姿がリリースされるのが、楽しみだ。
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