X-TRAIL JAM in TOKYO DOME 2006クォーターパイプ速報
ショーン・ホワイトはやっぱりうまかった、強かった。五輪金メダリストの参加で注目度がグーンとアップした今年7回目を迎えたX-TRAIL JAM in TOKYO DOME 2006。一日目に行われたクォーターパイプで、ショーン・ホワイトが優勝とハイエスト・エアー賞という栄冠に!一気に二冠を達成に成功した。
トリノ五輪のメダリストが勢揃いし期待が高まる。Rの使い手がうまいライダーたちが、R競技で最も高さを出せるクォーター・パイプに挑むのだ。壁の高さは、6メートルで、ビルの2階の高さもある。
参加できる選手はたったの16名だ。
外国人招待選手10名の他、昨年6位入賞でシード権を獲得した増田塁輝、日本人予選で勝ち上がって来た5名、村上大輔、鈴木拓巳、中井孝治、村上史行、ライオ田原がクォーター・ジャムに出場した。
昨年突然の引退表明したレジェンド・ライダーのテリエ・ハーコンセンが最初のセレモニー「ありがとう!テリエ」に参加した。この大会をずっと盛り上げて来た功労者が登場することにより、この大会の意義を改めて確認できる瞬間。各選手もきっとこの歴史と栄光の大会の意義を改めて感じて、気合が入ったことだろう。
そして、いよいよジャムが開始。
参加する選手16名が2つの8名ずつのグループに分かれて、20分間のバトル!体力があれば、何本でもハイクして挑むことができる過酷な戦いだ。
今年もライオが高さを狙ったパフォーマンスを見せれば、昨年の覇者ニコラス・ミューラーがワンフットでハイレベルなエアーを披露する。
決勝では村上大輔がマックツイスト720により高得点を出した。
外国人招待選手も1080以上の高回転、高さあるエアーで攻める。
徐々にこのクォーターに慣れたトラビス・ライスが調子を上げて行き、リスト・マッティラも高得点技を重ねて行った。
優勝はフロントサイド1080の他、マックツイスト、チャック720など多彩な技を繰り出したショーン・ホワイト。見事にハイエスト・エアー賞も獲得!
2位には同じく安定感ある高回転を繰り出したアンティ・アウティ、そして3位にリスト・マッティラが入った。
日本人ではスタイルあるフロントサイド900を決めた村上大輔が見事に6位に入った。
今夜はいよいよこの大会の華とも言えるストレート・ジャンプ大会だ。ショーンがまたしても表彰台のてっぺんに立つのか、それともあの選手が優勝をもぎ取るのか、こうご期待!
1位ショーン・ホワイト
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2位アンティ・アウティ
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3位リスト・マッティラ
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写真提供: Snowboarder誌
QuarterPipe Results クォーター・パイプ成績 |
1位 ショーン・ホワイト Shaun White (USA) 4位 トラビス・ライス Travis Rice (USA) Highest Air賞:ショーン・ホワイト(4m90cm) Shaun White (USA) |
日本人予選結果(上位5名選手が決勝へ)
1位 村上 大輔
2位 .鈴木 拓巳
3位 中井 孝治
4位 村上 史行
5位 ライオ田原
6位 石原 崇裕
7位 工藤 洗平
8位 近藤 勇二郎
9位 谷口 尊人
10位 .布施 忠
http://www.x-trailjam.net/index3.html