
これは、スノーボード界にとっても大きな影響を及ぼしそうだ。
なんとアメリカのクイックシルバーが破産申請をしたというのだ。
ファッション情報を中心にリリースされているFashionsnap.comなどで報じられている。
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記事によると、破産手続きはアメリカのみで日本やヨーロッパには適用されるものでないと、している。
よって、当面、日本でのクイックシルバーの営業には問題がなさそうだ。
今回、破産に追い込まれた要因としては、ファストファッション・ブランドの台頭が挙げられている。
確かにアメリカには日本ほどユニクロがないとしても、アバクロンビー&フィッチが展開するホリスターなど、サーフ系ファッション・ブランドの強豪は多そう。さらに普段着れるストリート系のブランドは無数にあり、そうしたところから市場を奪われてしまったことが予想される。
クイックシルバー本来のテリトリーであったサーフなどの横乗りブランドから、一般アパレルまで事業を拡大したことが、逆に仇となったと言えそうだ。
クイックシルバーのスノーボード・ウェアのライダーとしては、超大物トラビス・ライスがいるが、今後どのような移籍劇があるのか気になるところ。
また姉妹ブランド、ロキシーの今後の行方など、横乗り業界としては予断を許せない状況だ。
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