るるぶ

ガイド雑誌としては有名だろう「るるぶ」が送られて来た。
基本的にオレはどんな仕事でも拒まずという姿勢だから、来たものは何でも受けるのである。それでこのような仕事もその一環でスノーボード以外の仕事と言える。まあ、一応、ライターでフォトグラファーでもあるのだから、このような仕事をしてあたり前だ。

この雑誌、かなり情報も多いし、スノーボード雑誌でよくやるウィスラー・ビレッジ紹介もの以上に、しっかりと細かい情報が掲載されている。もちろん編集からもそういった厳しい要求が来るので、この仕事をするたびに鍛えられることも多い。

ただ、このような雑誌は、自分の主観をかなり消されるのでつまらないとも言える。あたり前のことだけど、ここに「フサキ節」とか「フサキ的なスタイル」というものは存在しない。まあ、こういった自分のスタイルを消した時に、自分がどれだけプロフェッショナルな執筆ワークができるのか、という実験はできるので、そういった意味では感謝かな。

どんなメディアにも言えることだけど、その内容を決めるのはある意味、受信者とも言える。
例えば、あまりよけいな主観が入ったコメントを聞きたくないという人はNHKのニュースを見るだろうし、きちんとそのニュースの意味や背景もわかっておきたいという人は民放のニュース番組を参考にするだろうし、さらにニュースにくわしくない方は日曜日の朝にやっているような番組を楽しんでいる人もいるだろう。

自分なんかはそのレポーターの主観がいろいろ入った方が好きだ。そもそもNHKが言う公平な報道というのも怪しいものだ。公平を目指すということならいいけど、人間は絶対に確かな公平の報道など無理である。そういった意味では、NHKは何かおごっているというふうにも言える。このことを教えてくれたのは、養老孟司という人。みんなもこの人の「バカの壁」という本のタイトルを見た方もいるのでは? かなり売れたベストセラーだと思う。ちょっと話は外れるが、買って損はないと思う。

新聞なんかでは一般誌よりも、夕刊フジとかの方が主観的。こちらはどちらかという右だろう。愛国心旺盛の記事は多いし、石原慎太郎が好きなような感じである。逆に左なのはみんなもご存知の朝日新聞。こちらの方は社会党のような(?)誌面作りだ。
この夕刊フジというのは、MLBのニュースでもその記者の独断の慣性たっぷりでおもしろい。その取材背景などもちょっと披露していることもあり、親しみが沸く内容になっている。

ウチのサイトのニュースでもなるべく広いニュースをお伝えしたいと思っているが、何せ人不足。メディアリリースと言ってメーカーさんやショップなどからいただく情報。または日本にいるミノルから来る情報の他には、ほとんど自分が調べて来るニュースだからメチャクチャに偏っている。だけど、まあ自分で感じたことを正直に伝えるので、いいかな、とも思っているのだけど。自分が思ったことを書いているのは紛れもない事実。その内容をどう取るかは、受信者の判断なのだ。

ちなみに最近のニュースでよく買収の話とか、メーカーの経営状況などの話があるは、あの文章を書くのは結構時間が掛かる作業だ。たかがニュースなのに調べるために2時間ぐらい掛かることもある。その一方でいただいた情報をホイホイと載せて10分ぐらいでアップできるものもあるのだけど。

なんだか、「るるぶ」の話題からいろいろ飛んでいるけど、
以上、自分はその人の主観がたっぷり入った原稿の方が好きという話でした。
その人を信用するなり、好きになるなりして、原稿を読む方が楽しいかな、と。