あなたは右脳派?左脳派?
論理的にスノーボードの上達方法を理解し上達していく左脳派タイプもいれば、理論は受け付けず感覚だけで上達していく右脳派タイプもいる。
右脳派は、あまり理論を細々というようなコーチよりも、ヤグカオさんのようにユニークな比喩を使えるコーチが最適だろう。
逆に左脳派は、稲川デモのようにコーチング・メソッドを学んできたコーチが、良いのでは?なんて思う。
「ああ、ワタシは右脳派かな」「ボクは左脳派だな」とか、みなさんいろいろだろう。
広告
僕が思うのは、ある程度上達してきたら「自分が苦手とすることをやらないと上達できないだろう」ということ。
例えば、ある人は感覚的にスノーボードが上達した。だけど、上達の壁にぶつかった。そんな時には、今度はスノーボードの理論で考えていくと良いと思う。そうすることで、上達のきっかけになるか、と思うのだ。
一般的には、多くの人が感覚から学ぶ人が多いように思える。
例えば、フロントサイドで腰が折れてお年寄りのような格好をしてしまう人に「体を起こして、強いエッジングしましょう」というよりも、「立ちしょんべんの格好をしなさい」と言った方が、良いアドバイスになったり。
それで、ある程度上達していくと、今度は感覚だけでなく「どうしたらエアーで高さを出せるのか?」そんな理論を学んで実践していくと、さらに次のステップに進んでいけるのだと思うのだ。
つまり、あなたにとって最適なアドバイスは、時に感覚的なアドバイスであったり、または正しい理論的なアドバイスであったり、ということ。
感覚ばかりでイケイケに来た人は、正しい理論を学ぶこと。そんなコーチのところに学びにいこう。
また、理論ばかりで頭でっかち気味になった人は、もっと自分の感覚を大切にして、スノーボーディングするといい。
もし、右脳派だと思うあなたは、今日から論理的な上達方法を考えてみること。自分がやりたいトリックがどのような構成でできているか研究しみるのもおもしろい。トリックの内容を分解したり、またジャンプなら、アプローチから抜け、空中姿勢から着地までの理想的な動きを考えてみたり。
左脳派だと思う人は、自分にとってどんな感覚が役立つのか考えてみよう。起こっている事実を検証するのではなく、起こしたい事実、トリックなどを行うのに、どんなイメージなどが役立つのか、考えてみるのだ。
こんなことは今日にでも早速できる。オフシーズンの今だから、ぜひノートに書き込んで今季のスノーボーディングに役立てよう。
広告