【COCレポート】礼華 伝家の宝刀フロント540締め

Aセッション最終日。「今日こそ晴れろ!」という祈りが通じたのか、時より青空を見せるコンディションになった。この日、集まったジャパニーズ・ライダーたちの狙いは、巨大キッカーだ。

巨大キッカーでミスってバックドロップ状態の礼華。しかし不死身だった。

というのも、これまで天気が悪くてジャンプの画をほとんど残していなかったので、この日しかチャンスはない!ということになったのだ。

しかし、ここ2日間でグレーシアに積もった湿気を多く含んだ雪は、アプローチで失速させ飛ぶのを難しくさせた。

礼華は、うまくタイミングが合わなかったようで、何回か転倒する姿も見られた。一回転して転ぶ姿にヒヤっとさせられたが「なんともない」とばかりにすぐに立ち上がってみせた。その様子を見ていた周りのキャンパーからは「ワーオ、彼女はギャング親分だ!」と声が上がったほどのタフネスぶり。

ハマちゃん(浜崎あゆみ)もCOC後に手術するという爆弾のヒザを抱えながら、巨大キッカーでの長い距離をハイクアップする根性を見せた。バックサイド360ステールフィッシュ、バックサイド540、スイッチバックサイド360を繰り出した。

そんなジャパニーズ・ライダーの気合が世界のライダーたちも伝わったのだろう、このCOCお馴染みのジェフ・ブラウン、ロビン・ティラーが軽快に飛び始めた。15メートルサイズの巨大キッカーを完全に自分のものにしている姿は、流石だった。

FORUMチームのスティービー・ベル、ニック・サーブ、キャメロン・ピアスもセッションを開始。特にキャメロンは高さあるエアーを何度も決めて、この日、最もジャンプがうまかったライダーだ。

またNomisのデレック・デニソンもバックサイド・ロデオ540に果敢にトライ。残念ながらピタ着はなかったが、この日、誰よりも3D感あるトリックで印象的だった。

この日は、午前11時頃からずっと曇り空が続いていたが、そろそろ終わりかという時間が迫った頃、最後の最後に雲から強い日差しが指した。

そんな中、礼華の2009夏COC最後の一本は、伝家の宝刀フロント540だ。うまく空中に飛び出すと、インディ・グラブ。そのままつかみっぱなしで、ランディングに向かい、見事に決めてくれた。まさに9回裏の逆転ホームラン!というような一発。最後の最後に決めるあたり、やはりこのライダーにはスノーボードの神が宿っている!

最後の一発、太陽の光が刺した瞬間に繰り出した礼華のフロント5グラブつかっみっぱで決めた!

フロント・コーク5を決めた晋作。

この日誰よりもハイクして巨大キッカーに挑んだハマちゃん。

バックサイド・ロデオ5に挑むデレック。

悪天候に見舞われたAセッションもこれにて終了だ。
本当にこれ以上天気が悪いことはなかった、というほど厳しい戦いになったが、参加したライダーたちは一様に「楽しかった!」の笑顔だった。それほどCOCは刺激的な特別な場所なのだろう。みんなまた帰って来いよー!

来週からはSTEPCHILD / 32 チームがやって来るBセッションがスタート。
こちらのレポートもどうぞ、お楽しみに!


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