オリンピック決めた!ショーン・ホワイト最後の一本100点でW杯優勝!!

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世界が注目するアメリカ最後のオリンピック選考大会と言われているスノーマス(コロラド州)で行われたワールドカップ。
まさかまさか!最後にドラマが待っていた。

2本目終了時点では88.50点の戸塚優斗が優勝という展開で、3本目アメリカのジェイク・ペイツが、それを上回る94.00というスコアを出した。さらにその後に滑走したオーストラリアのスコッティ・ジェームスがこの日、最高のスコア96.25点を叩き出した。

スコッティが決めたルーティーンは、フロントサイド1260→バックサイド1260→フロントサイド540→バックサイド→スイッチバックサイド1260。
おそらくこの時点で、スコッティは内心、優勝したと思ったに違いない。

この後に滑走した戸塚はこの時、3位というポジションだったが、「攻めないと勝てない」という思いから、さらにチャージを掛ける。

フロントサイド1080→キャブ1080→フロントサイド・ダブルコーク1260→バックサイド900、そして最後はフロントサイド・ダブルコーク1440。
一瞬、この日、誰よりも良いルーティーンに見えたが、グラブが甘いと見なされたのか。スコッティに続く2位のスコア94.50だった。

この時点でのショーン・ホワイトは、表彰台圏外。
3本中1本の最高得点を採用されるワールドカップのルールで、すでに2本のランを失敗し後がない状況だ。
しかし、この上位が目まぐるしく変わる展開に、この男の闘争心は雄叫びを上げていた。

「もうここまで来れば怖いものなんてない!」とばかり、吹っ切れたかのように勢いよくドロップインするショーン。

いきなりリスキィーが高いフロントサイド・ダブルコーク1440から入り、その後はキャブ・ダブルコーク1080できれいにつなげる。さらに長年お得意のスタイリッシュ・トリック!フロントサイド540を決めた。残り2つは、トマホーク(ダブルマックツイスト1260)からフロントサイド・ダブルコーク1260という超難易度高いトリックをつなげて見せた。

かつてハーフパイプのトリックには、そのスタイルを表現することを要求されていた理由から、シングル・トリックを入れなければいけないルールだったが、今ではそれが解禁されているので、高難度トリックのオンパレードだ。しかもスタイルも抜群!

果たして、スコアは!

なんと、100点満点パーフェクト。
このルーティーンは、おそらく先月のワールドカップで、平野が見せたルーティーンを上回る世界で最高峰のハーフパイプ・ランだろう。

最もプレッシャーが掛かる最後の一本で見事なビクトリーラン。
これでショーン・ホワイトは、4回目となるオリンピック行きを決めることに成功した!

W杯アメリカ・スノーマス大会 
男子ハーフパイプ結果
1位 ショーン・ホワイト(アメリカ)
2位 スコッティ・ジェームス(オーストラリア)
3位 戸塚優斗(日本)
7位 安藤南位登(日本)
14位 平岡卓(日本)

(以下、男子全成績ページ)
http://medias2.fis-ski.com/pdf/2018/SB/7336/2018SB7336RLF.pdf

 

女子ハーフパイプはスペインのケラルト・カステリェト優勝!
ケラルトのルーティーンは、メソッド→フロントサイド900→バックサイド540→フロントサイド1080→キャブ720。

日本勢では、大江光5位、今井胡桃7位、松本遥奈8位。

すでにオリンピック出場を決めているクロエ・キムは、フロントサイド1080あと、無理にキャブ1080でつなげずキャブ720で、やや抑えた感じのルーティーンで2位に終わった。

女子ハーフパイプ結果
1位 ケラルト・カステリェト(スペイン)
2位 クロエ・キム(アメリカ)
3位 マディ・マストロ(アメリカ)
5位 大江光(日本)
7位 今井胡桃(日本)
8位 松本遥奈(日本)
10位 冨田せな(日本)

(以下、女子全成績ページ)
http://medias1.fis-ski.com/pdf/2018/SB/7335/2018SB7335RLF.pdf

 

平昌オリンピック スノーボード完全観戦ガイド ハーフパイプ編

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