【動画】&【レポート】 Stylewars 2009

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先週オーストラリアで開催されたTTRツアー(4スター)のStylewars(スタイルウォーズ) 2009。
その主催をしたStylewarsから動画が送られて来た。
また、TTRの方からはレポートが送られて来たので、ご紹介しよう。

Grandmaster 2009 – www.stylewars.com.au from richard hegarty on Vimeo.

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28 Stairs 2009 – www.stylewars.com.au from richard hegarty on Vimeo.

セブ・トゥーツが新たな歴史を生む
史上最年少のスウォッチTTRワールドナンバーワン!

オーストラリア、フォールズクリーク 2009年8月28日(金)
カナダはケベック州出身のセバスティアン・トータントが4スター、スタイルウォーズで優勝、スウォッチTTRワールド
スノーボードツアー、ワールドナンバーワンの座を獲得した。

将来のスノーボード界の荷い手。セブが見事にナンバー1。
photo by A. Roberts

16歳のトータントが史上最年少でナンバーワンにランクイン、そしてスタイルウォーズの7年の大会史上でも最も若い優勝ライダーとなった。トータントはメイソン・アギーレ(USA)からTTR王座を奪い「とても興奮している」が、同時にトップの座を守るために最高の努力をしたいと語っている。
「史上最年少でナンバーワンになれて最高の気分だよ。現在はTTRツアーをリードしているけど、まだTTRチャンピオンになったとは言えないね。」

大会はトータントの独壇場で、自身にとってもコンテストの場で初めて、数回のダブルコーク10、ミスの全く無いダブルコーク12を見事にストンプすることができた。そして彼はスタイルウォーズ・グランドマスター・タイトルと$7000の賞金を手に入れたのだった。世界中から集まった数多くの才能あふれるライダーたちを相手にジャッジたちは頭を悩ませたが、結局最も若いライダーがこのショーをさらうこととなった。.

昨年のグランドマスター、19歳のチャールズ・レイド(CAN)はタイトルを守るべく、2階建て程の高さもあるウォーライドでマイケルチャックなど縦回転トリックで観客を魅了した。最終的に、レイドはスタイルウォーズ総合3位で終わったが、TTRワールドスノーボードツアーランキングでは3位からナンバー2にランクアップとなった。

スタイルウォーズ第2位には現在ワールドナンバー29のノルウェーのライダー、同じく19歳のミッケル・バング、彼は ベストトリック賞金$1500を手に入れた。彼は信じられないスウィッチバック12を80フィートを越えるジャンプで披
露し会場にいた全員を驚かせた。これは2度の足のじん帯手術から最近回復したばかりのバングにとってはとても重要なパフォーマンスだった。彼は「ジャンプはとっても楽しかった、みんな本当に大きく飛んでいたね。何て言ったらいいかわからないよ。とにかくベストトリックを獲得できて嬉しい。しばらく怪我で動けなかったから、またスウィッチバックサイドが出来て最高だよ。」

80フットブーターはライダーがヒットするため特別に創られた最初のフィーチャーだ。急なランディングと共に、ライダーたちは独特の ジブポールやダウンレール、ウォールライド、タイヤボンクなどを含むジブにするか小さめのジャンプにするか選択肢を与えられる。

強風のため大会は4日延期となったが、ヘッドジャッジ、メル・シモンズは「ライダーたちのために天気が気分を変えてくれて本当に良かったよ。リザルトを出すことができた。みんな上手くライドしていたし、確実に最高のイベントだったよ。」

地元代表のオーストラリアンライダー、17歳のクリス・デカンポはスタイリッシュな3と5のミックスを披露し、またレールもクールにこなした。

クリス・クロールは9位に入賞し、TTRワールドナンバー34、オーストリアからイベントに出場した3名のライダーの一人だ。2006年初出場から2度目の参戦となる彼は、前回彼が出場したときよりもジャンプが素晴らしく改善されていたと感心していた。悪天候のため4日間待機しなければならなかったが「これは絶対待ったかいがあったよ。やっとコンテストを行うことができてみんなハッピーだと思う。はるばる5000マイル遠くからやってきてずっとロッジに籠っていたなんて恥ずかしくて誰にも言えないからね。オレたちはライディングするためにここにいるんだよ、ツアーのため、そして発展のため。オレたちみんな本当にハッピーだよ。」

総合4位のエリック・ウィレット(USA)も述べている。
「本当に楽しかった。ジャムセッションでは全部を上手くストンプしなきゃとか心配しなくていいしね。新しいことをトライしたり自分のやりたいことをやればいいんだ。」
ウィレットは現在スウォッチTTRワールドランキング18位からなんと4位にランクアップ。

イベントディレクター、リチャード・ヘガティーは、「リザルトを出すことができて本当にハッピーだ。ライダーたちにも楽しんでもらえたし、このコンディションのおかげでコースも本当に楽しかったと思う。」

この週末スタイルウォーズ開催地からそう遠くないところでもツアーは開催され、土曜日には3スター、ブーストスノーショー、ニュージーランドでは3スター、ビラボン・ブローダウンが行われた。両大会とも優勝を修めたのはカナディアンライダーたち、マーク・ソラーズがスノーショータイトルを、ザック・ストーンがブローダウンタイトルをそれぞれ手に入れた。現在スウォッチTTRワールドツアーリーダーのジェイミー・アンダーソンはニュージーランドでベスト・フィーメールライダー、優勝を獲得し、現在ワールドナンバー2のユーロッパのヤングスター、サルカ・パンコチョバ(CZE)が2位に入賞した。

イベントの最新ニュース、リザルト、ランキング、ハイライト映像はttrworldtour.comをチェック!ショートブレイクの後、ツアーは北半球へと続く!

Event results:
1.  Sebastien Toutant (CAN)
2.  Mikkel Bang (NOR)
3.  Charles Reid (CAN)
4.  Eric Willett (USA)
5.  Sage Kotsenburg (USA)
6.  Matts Kulisek (CAN)
7.  Michael Stanschitz (AUT)
8.  Keiran McLaughlin (AUS)
9.  Chris Kroell (AUT)
10. Chris DeCampo (AUS)

Top 10 Season 09/10 TTR World Snowboard Rankings  as of 08.29.2009

Rank

Name

Nation

Results

Points

1

Toutant, Sebastien

CAN

4

399.69

2

Reid, Charles

CAN

4

388.87

3

Aguirre, Mason

USA

3

341.75

4

Willett, Eric

USA

4

313.01

5

Longo, Arthur

FRA

3

311.08

6

Kotsenburg, Sage

USA

4

308.96

7

Horgmo, Torstein

NOR

3

301.1

8

Haller, Christian

SUI

3

292.11

9

Smits, Seppe

BEL

4

288

10

Holvik, Tore

NOR

3

282.88

SWATCH TTRについて

テリエ・ハーコンセンと業界イノベーターたちによって2002年に設立されたスウォッチ・チケット・トゥ・ライド(TTR)
ワールド・スノーボード・ツアーはガイディング原則として信頼性、親しみ、革新性を持って、世界中の最高クオリティのスノーボード環境を創造するため非営利のライダーによって運営されている組織である。
その設立以降、スウォッチTTRツアーは10ヶ月以上に渡る南半球から北半球で行われる世界の草の根的な、 また主要な独立したフリースタイル・スノーボーディング・イベントを中心に最も露出されているスノーボード・ツアーとして発展してきた。
イベントは1つ星から6つ星システムに評価され、これに基づきポイントが配分され、6つ星イベントが最も高い地位を占める(1000スウォッチTTRポイント)。
これらのイベントに出場する、新人からプロフェッショルな才能を備えたライダーたちは皆、ランキング・ポイントを稼ぎスウォッチTTRワールド・ランキング・リストのポジションを獲得する。
シーズン中の6つ(5+1システム)の最高リザルトの平均に基づいて男子と女子のトップライダーが選出されスウォッチTTRワールド・スノーボード・チャンピオンの栄冠を勝ち取る。
詳細はwww.ttrworldtour.com

5+1システムとは、前シーズンから持ち越した「Season-End Bonus Points」プラス、5つの新しいリザルトで合計6つのリザルトという意味。


http://www.stylewars.com.au

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