五輪前哨戦だ!青野令 vs ショーン・ホワイト

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遂にショーン・ホワイトが、4年ぶりにFISワールド杯に帰って来る!今週土曜日に開催されるバンクーバー決戦(LG FIS Snowboard World Cup at Cypress Mountain)は、まさに五輪前哨戦だ。

世界選手権の金メダリストの青野 vs Xゲーム&前五輪金メダリトのショーン。注目の対決だ!

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前回トリノ五輪後、彗星のごとく日本のスノーボード界にやって来た青野令。青野はFISワールド・カップで無類の強さを誇り、18歳という若さながらまさに日本のエース格に成長して来た。

一方、前回五輪の金メダリストのショーン・ホワイトは、前五輪同様にW杯に参加せず、Xゲーム、Burton主催のオープン選手権など世界の主要大会に参加して腕を磨いて来た。

戦う場所が違う二人は、ほとんど交わることはなかったが、昨季はXゲームで対決が実現している。

Xゲームにおいて青野は、ショーンに甘んじて2位になった。しかし、あの日、最も輝いていたのは、青野だったのではないだろうか。ショーンは青野の強さを思い知り、最後は死力のフロント1260まで出して青野の勢いを振り切ったのだ。優勝はスピン数の多いショーンに明け渡したが、青野はショーン以上とも思われるエアーの高さや技のスタイル感を出し、アメリカの観客に認められたのだ。

Xゲームでの青野令のルーティーンは、
どデカいバックサイド540で入り、次に高さ抜群のフロントサイド720、そしてフロントサイド900、バックサイド900、そして最後はフロントサイド1080というものだった。

対してショーン・ホワイトのルーティーンは、
フロントサイドのストレートエアーから、マックツイスト、フロントサイド1080、キャブ1080、フロントサイド900、バックサイド900、そして最後は意地とも言えるフロントサイド1260。

あれからこの二人がどこまで進化した姿を見せるのか!

今回、開催されるバンクーバー大会は、来年の五輪会場となるサイプレス・スキー場で行われる。
それだけに、全世界の五輪を狙う選手が、このパイプを体験することをテーマに掲げているのだ。このハーフパイプでのW杯は、初なのでどの選手も未体験ゾーン。
それだけに知っておきたいことはたくさんだろうが、あまり手の内を見せたくないことも交錯されるだろう。

この結果が、大いにメディアを騒がすことは間違いない。しかし、手の内を隠す意味においてすべてを見せ過ぎてはいけない中で、青野令 vs ショーン・ホワイトの五輪前哨戦が行われることが予
想される。

この「超」注目の戦い。dmkではもちろん現地に入り、どこよりも早くお届けする予定だ!
どうぞ、お楽しみに。

バンクーバー五輪前哨決戦・日本人選手出場予想ライダー
青野令、工藤洸平、藤田一海、渡部耕大、村上大輔
山岡聡子、中島志保、岡田良菜


http://www.fis-ski.com/ 

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