神が降臨!角野が世界初のトリプル1620 コンボ

LINEで送る
Pocket

角野選手が、「立った瞬間、頭が真っ白になって最高の気分!」とコメントしたトリプル1620 コンボ。まるで神が降臨したかのごとく、スーパー・ルーティーンでBURTON US OPEN 2015で優勝した。

以下、コレクションのレポートです。

news150307e

角野友基が世界初となるBackside Triple Cork 1620 muteからSwitch Backside Triple Cork 1620 melonというコンボをメイクするという偉業を成し遂げ、日本人初となる「BURTON US OPEN Slopestyle」優勝!!

覚醒を遂げた日本の若きサムライが新たな歴史の1ページを打ち立てた。

Men’s Semi Finalが強風のためキャンセルになるというトラブルから始まった今回のBURTON US OPEN。
Finalの予定日にSemi Final、Finalと行われるとてもハードな大会となった。

そんな難しい条件ではあったが、出場ライダー全員が自身の最高ルーティンをぶつけ合う最高の大会となった。

大会ルール
Semi Final:ジャッジラン2本中1本のベストラン方式。32名中10名がFinalへ。
Final:勝ち上がった10名によるジャッジラン3本中1本のベストラン方式勝者を決定。

晴天に恵まれた中始まったSemi Final。
RUN1:角野は、ジブ3セクションをきっちりとこなしたが第1キッカーの縁からFrontside 540 indyを放つも空中でバランスを崩し、転倒してしまった。後の第2、第3キッカーを飛ぶも得点は出ず、49.1ptでRUN1を終え16位につける。

RUN2:あとがなくなった角野は、今季見せつけている追い込まれてからの勝負強さを発揮する。RUN1でミスした第1キッカーでAlley Oop Frontside 540 indyをしっかりとメイクすると第2キッカーでSwitch Backside 1260 melon、第3キッカーでBackside Triple Cork 1440 muteをメイクし78.6ptを獲得し8位でFinalへ進出した。

RUN2で放ったSwitch Backside 1260 melonは、Air + Style in LAからの好調を維持し完成度抜群。さらにBackside Triple Cork 1440 muteのランディングの耐えは、さすが角野といったところだった。

Semi Final
RUN1:49.10pt
Switch Backside 270 on 270 out → Lipslide → Frontside Boardslide 270 out → Frontside 540 indy → Frontside Double Cork 1080 mute → Backside Triple Cork 1440 mute

RUN2:78.65pt
Swicth Backside 270 on 270 out → Lipslide → Frontside Boardslide 270 out → Alley Oop Frontside 540 indy → Switch Backside 1260 melon → Backside Triple Cork 1440 mute

Finalは、1440が乱れ飛ぶ高難易度トリック合戦となった。
RUN1:角野は、ジブセクションでのトリックを変更し、Semi Finalまで第1キッカーの縁を使用したトリックから直接入るオーソドックスなトリックに変更し、若干ランディングでミスあったもののSwitch Backside 1260 melonからFrontside Double Cork 1080 mute、Backside Triple Cork 1440 muteをメイクし79.4pt獲得。RUN1終了時点でMark McMorrisに次いで2位につける。

RUN2:RUN1よりも全体的にルーティンの難易度をあげて臨むも第2キッカーで転倒し、48.6ptと得点を伸ばすことができなかった。しかし他のライダーも高難易度のルーティンに挑戦しことごとくメイクすることができないか、メイクするも思うように得点を伸ばすことができず、角野が2位ままでラストRUNへと進んで行く。

RUN3:RUN2までの順位により変更になった滑走順で RUN3がスタート。(10位→1位の順)
9番出走の角野は、意を決したような顔で手をパンと叩きスタートを切った。
ジブセクションをしっかりとメイクし、キッカーセクションへ。ここからが圧巻であった。
Frontside Double Cork 1080 muteをクリーンメイクすると誰もが予想できなかったBackside Triple Cork 1620 muteを繰り出しクリーンメイク。さらに、Switch Backside Triple Cork 1620 melonへと繋げこれもまたクリーンメイクし、90.05ptを叩き出しMark McMorrisを抜き1位となった。最終滑走のMark McMorrisがキッカーで転倒し得点を伸ばせず、角野の優勝が決まった。

角野は、記憶にも新しいAir + Style in LAで世界初となるSwitch Backside Triple Cork 1620 melonをメイクし、歴史に名を残したと世界中が騒いでいる矢先に、さらにSlopestyleで世界初となるBackside Triple Cork 1620 muteとSwitch Backside Triple Cork 1620 melonを繋げるという偉業を成し遂げた。

Final
RUN1:79.4pt
Switch Backside 270 on 270 out → Lipslide to Fakie → Half Cab on Backside 180 out → Switch Backside 1260 melon → Frontside Double Cork 1080 mute → Backside Triple Cork 1440 mute

RUN2:48.6pt
Switch Backside 270 on 270 out → Lipslide to Fakie → Cab 270 on 450 out → Switch Backside 1260 melon → Frontside Double Cork 1080 mute × → Tweak

RUN3:90.05pt
Switch Backside 270 on 270 out → Lipslide to Fakie → Half Cab on Backside 360 out → Frontside Double Cork 1080 mute → Backside Triple Cork 1620 mute → Switch Backside Triple Cork 1620 melon

Yuki Kadono
Congratulations!!

今大会で、角野が笑顔で最高のライディングをしたのも印象的であったが、ストップエリアゾーンへと滑ってきた角野を、Finalを滑り終えたライダーが全員で角野を胴上げして賞賛している姿もまた印象的であった。

最後に、今シーズンラストとなる世界大会で輝かしい結果を出した角野友基。
これからさらなる成長をし、日本スノーボードシーンを盛り上げてくれるに違いないだろう。

news150307f

本人コメント
「もうやるしかないってなって覚悟を決めてやりました!
もう立った瞬間頭真っ白になって最高でした!
応援ありがとうございます!」

 

LINEで送る
Pocket