ハーフパイプ予選結果から占う五輪メダル・ルーティーン

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先ほど、ソチ五輪男子ハーフパイプの予選が終わった。
予想通り、ショーン・ホワイトと平野歩夢がそれぞれの組で1位通過。最高得点は、絶対王者と言われるショーン・ホワイト。

平岡卓も最高の滑りを見せて、予選2組で2位通過!

そして、もう一人のメダル候補とも言われているアイポッドこと、ユーリ・ポドラドチコフは無理せず決勝抜けを狙わずにセミファナルを狙った印象。
(注:それぞれの組で3位まで入ると決勝へ。8位まではセミファナルに残れる。9位以下はアウト!)

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予選ランを見た印象としては、すべての選手がシャバシャバした走らない春のような雪コンディションの中、苦戦。
エッジを取られて、転ぶシーンも見られた。普段の最高の滑りを見せれない厄介な状況と言える。

まずは、メダルを取りそうな注目選手、平野歩夢、ショーン・ホワイト、平岡卓、ユーリ・ポドラドチコフ、以上4人の選手のルーティーンをチェックしよう!

平野歩夢(92.25点)
バックサイド・メソッド→フロントサイド1080→キャブ1080→フロントサイド900→バックサイド540→フロントサイドダブルコーク1080
※やっているトリックも良いけど、それ以上に他の選手を圧倒するスムース感がジャッジに好評価を与えているようだ。

ショーン・ホワイト(95.75点)
バックサイド・メソッド→フロントサイドダブルコーク1080→キャブダブルコーク1080→フロントサイド540→バックサイド900→アーリーウープ・ロデオ540
※2本目は、バックサイド・メソッド→フロントサイド720→キャブ720→フロントサイド540→ダブルマックツイスト1260→フロントサイドダブルコーク1440失敗

平岡卓(92.25点)
フロントサイドテールポーク→フロントサイド900→バックサイド900→フロントサイド1080→キャブ1080→フロントサイドダブルコーク1080

ユーリ・ポドラドチコフ(82点)
バックサイド・メソッド→フロントサイド540→バックサイド900→フロントサイド540→バックサイド900→キャブダブルコーク1080→フロントサイド900

決勝で考えられことは、平野はショーン・ホワイトよりも先に滑るということ。(注:ポイントが高い方が後に滑ると思われる。)
となると、まずは平野は予選1本目と同じようなルーティーンで確実にメダルを取れるポイントを狙って来るのではないだろうか。
もし、予選1本目のようなクリーンなランができれば、ショーン・ホワイトに大きなプレッシャーを与えることができる。雪質も難しいことから、ショーンにとっては難しい立場に追い込まれることも考えられそうだ。
そして、その後、滑るショーンがいつものようにクリーンなランをすれば、1位の座は奪われるが、そこで平野の銀メダルか銅メダルは確保している。だから、2本目は一気に勝負をかけて、ダブルコークのコンボ(2回連続でダブルコークすること)を狙うのではないだろうか。もし、成功すればその時点で、平野が1位に出ることも可能だ。

そして、プレッシャーを掛けられたショーンが、さらに上のランをメイクできるか。つまり、予選では失敗したフロントサイドダブルコーク1440を決められるかどうかで、金メダルの行方が決まって来る。

日本スノーボード界の夢である五輪メダルの獲得も夢ではなく、しかもそれが金で、今回の五輪で最初の日本人メダル獲得ということになる。
これは、凄いことになって来た。

ともかく、最初の平野のランがメダル獲得に向けて、大きな鍵となるだろう。
なんとか、プレッシャーがあまり掛からない1本目で決めてほしい。

もっとも先日、バートンの壮行会で平野選手は「緊張したことない。」とコメントしていたので、2本共に緊張せず、かなりの確率で良いランを決めてきそうだ。
日本のメダル獲得の朗報を聞くのは、間もなくというところか。

1 1 2 JPN Ayumu HIRANO 92.25 1 64.75 7 92.25 QF
1 2 6 SUI Christian HALLER 74.00 4 83.75 1 83.75 QF
1 3 17 SUI David HABLUETZEL 48.75 10 81.00 2 81.00 QF
1 4 1 FRA Arthur LONGO 79.25 2 20.75 17 79.25 QS
1 5 19 SLO Tim-Kevin RAVNJAK 68.75 7 76.50 3 76.50 QS
1 6 18 CHN Wancheng SHI 76.00 3 15.50 19 76.00 QS
1 7 5 USA Gregory BRETZ 71.75 5 52.50 12 71.75 QS
1 8 13 IRL Seamus O CONNOR 66.25 8 71.50 4 71.50 QS
1 9 4 FRA Johann BAISAMY 71.25 6 36.75 16 71.25 QS
2 1 25 USA Shaun WHITE 95.75 1 70.75 5 95.75 QF
2 2 28 JPN Taku HIRAOKA 92.25 2 63.50 9 92.25 QF
2 3 39 USA Danny DAVIS 92.00 3 73.75 4 92.00 QF
2 4 27 CHN Yiwei ZHANG 90.00 4 89.75 1 90.00 QS
2 5 24 USA Taylor GOLD 81.50 7 87.50 2 87.50 QS
2 6 33 AUS Kent CALLISTER 87.00 5 25.50 16 87.00 QS
2 7 29 AUS Nathan JOHNSTONE 86.00 6 27.50 15 86.00 QS
2 8 26 SUI Iouri PODLADTCHIKOV 15.00 18 82.00 3 82.00 QS
2 9 23 SUI Jan SCHERRER 43.50 14 69.75 6 69.75 QS

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