【COCレポート】ジャパン期待の佐藤夏生が最終合宿

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いよいよ最終ウィークを迎えたCamap Of Champions。残るところ、今週土曜日までとなったが、この最後のDセッションにジャパン期待の星!佐藤夏生(さとう・なつき)が、登場した。彼女は、高石 周コーチと共にここで最終合宿をしている。

周コーチからマンツーマンの指導を受けるナツキ。滑るたびに自分のランをビデオで確認。

ナツキは、カナダ・ウィスラーに通う高校生で、普段はウィスラーでスノーボーディングをしている。しかし、この夏は、マウントフッドに行き、そこで撮影と練習を行って来た。

スロープスタイルが五輪種目になった今、日本女子選手では最も期待できるライダーと言われている。彼女の良いところは、男勝りのスタイルでスピン・トリックを決めれることとフリーランがうまいこと。スイッチバックサイド720を決めることができ、世界の強豪と渡り合える武器を持っているのだ。
実際、彼女がカナダで出た10-11シーズンのプロ戦は、5勝1敗。なんと出た大会6戦で5回1位に入っているという強さを誇る。

しかも、年齢は若く18歳で3年後のオリンピックまで十分に成長できる。また、ウィスラーの高校に通い優秀な成績も収め、英語も堪能だ。よくジャパニーズ・ライダーで海外に行った時、英語が話せないことで委縮してしまう例があるが、彼女にはまったくそういったことがナシ。
そのような逸材なので、今、各メーカーから熱視線を受けているのだ。

そんなナツキは、これまでウィスラーのCSBAを通して、高石 周コーチのレッスンを受けて来ている。
昨日も、キッカーを中心に、スピン・トリックを練習。課題は、レギュラーのバックサイド・スピンとキャブ・スピンだ。

というのもナツキが得意なフロントサイド・スピンもスイッチ・バックサイド・スピンも同じ半時計回り。トリックの名称こそ、バックサイド・スピンでも、スイッチなら空中で180度した後、レギュラーのフロントサイド・スピンと同じスピンになるからだ。

今後、彼女を成長させるためには、その逆回転トリックが必要になるし、彼女に最高得点を付けて来たジャッジ陣に新鮮なところを見せるためにも、新しいトリックを見せたい。
そして何より3年後のオリンピックでは、強豪アメリカ勢に勝つためにトリックのバリエーションが必要なのである。

ナツキは、秋からウィスラーで再び最終年の学生生活が始まり、週末ボーダーになってしまう。それだけに、このCOCでのDセッションは、この夏、最後の滑り収めとして大事な合宿になる。

空中に出てからの板の引き付けバッチリ、ボードの真上にお尻の位置も来ていて、まさにお手本のようなスイッチ・バックサイド540。女子でこのスタイルは、なかなかお目に掛れない。

佐藤夏生の過去インタビュー(2011/5/11)
http://www.dmksnowboard.com/interview/3900

(左)Dセッションは、モンスター・ウィーク!あちこちにモンスターが。(右)ビッグ・キッカーで順番待ちするザック・アラーとチャールズ・リード。

 

ウィスラー・ローカルで最も有名なライダー、左からロビン・テイラー、アンドレ・ベビワ、ジェフ・ブラウン。彼らのファッションに注目!
ロビンは、あえておでこを出す新しいスタイルのビーニーのかぶり方。アンドレは、ゴーグルなし、グローブもなし。
ジェフは、SandoboxヘルメットとBurn Streetのフェイスマスクで完全防備。


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