【最新DVD感想記】 Cheers / People Creative

このコーナーは、dmkフサキ編集長による最新のスノーボードDVDの視聴感想記です。 ご購入の際にご参考ください。

マックダウの遺伝子を汲んだピープル軍団が放つ最新作『Cheers』。昨季は、マックダウから抜け出して、まだ準備段階という印象もあったが、今季はジェレミー・ジョーンズの参加などで一気にメジャーに駆け上った印象。90年代に一世風靡したForum 8の刺激が再びやって来たようなメンバーだ。
実際、昨今、DVDの売上が落ち込む中、この作品のセールスはとても良いと聞く。

情報ゲットが早いweb読者だけに、もうこの作品を観たという方も多いだろうが、まだ感想文を掲載していなかったのでここで紹介させていただこう。

オープニングが、なかなかおもしろい。出演するライダーが、ゲレンデの駐車場に次々に現れてちょっとしたアクションを行う。ブーツを投げて、それを受ける者がいれば、スケートで登場し、車を飛び越したり。出演するライダーたちが流れるように出る姿が、このクルーのファミリー感を現わすようだ。彼らが1つの目標に向かって作品を作り上げたことを示唆したようにも見える。
またクリエイエィティブなオープニングの作り込みは、ピープルクルーのプロフェッショナルなワークを見せてくれるようだ。今季最も優れたスノーボード・ビデオのオープニングと言えよう。つかみは、最高に良い!

冒頭パートは、いきなりベテランのジェレミー・ジョーンズ。バラエティに跳んだアーバン・ジビングの他、バックカントリーでのキッカー・ジャンプも披露。特に最初と最後のフッテージがヤバかった。

2番目イェロ・ニメイラは、主にバックカントリー。3番目セス・ハウトは、アーバン・ジビング。4番目ショーン・マッケイは、主にバックカントリー。

そして5番手にシモン・チェンバレンが登場!言わずと知れた現代スノーボードのスタイル・リーダーでありファッション・リーダー。一瞬の映像見れば、すぐにシモン!とわかってしまうのも、彼が超プロフェッショナルである証拠だろう。今季もたくさんの良質フッテージを残しているが、とりわけ最後のトランスファー・インがヤバい!

6番目マイキー・レンツは、キッカーなどを作らない、手付かずのバックカントリーを攻める映像が多い。
7番目ザック・マービンはアーバン・ジブング。またパークでの映像も見せてくれる。ザックらしいスタイル・マスターなライデンングを見せてくれるぞ。
8番目のアーロン・ビットナーは、ストリートで50-50をやらしたら彼より右に出る者はいない、というほどのうまさだが、ケガのため残念ながらバックカントリーとパークの映像が少々。アーロンの持ち味は出し切れなかった印象。
9番目Curtis Ciszekカーティス・シゼックは、バックカントリー。見事なパウダー・スプレーも巻き上げてくれる。

10番目のラウリ・ヘイスカリは、スノーボードの様々な楽しさを表現してくれる。ストリートでのワンフット・トリックも含めて、彼のトリックは異次元の世界。ラウリにしか出せない世界感が、この作品のバラエティ感を演出してくれたと言えよう。

残るライダーは、JPとジョー。やはりJPがトリか!?と思いきや、先に出てきたのは、JPウォーカーだった。昨年はスイッチ攻めで、改めて彼の凄さを伝えたが、今年もやはりJP魂健在!と言った内容。

そして、そのJPを押しのけて、トリを飾ったジョー・セクストンのパートも最高に良い。フッテージ数も多いし、やっているトリックも凄い。もう、このへんはぜひ見てもらわないと。

まとめ。
『Cheers』は、すべてにおいてクリエティブだし、細かいところで新しい撮影手法や新しい編集スタイルを取っている、と思った。これほど完成されたスノーボード作品はない、と思うほど、ひじょうによくできていた。今季世界ナンバー1セールスだったのでは!?と思うほど、素晴らしい作品だった。

タイトル名: CHEERS
プロダクションズ: People Creative 
販売価格: 3,990円(税込)
本体収録時間:  約50分
販売代理店: ビジュアライズイメージ(株) 

Cheersは、dmk特別DVD販売ページで絶賛販売中!


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