【最新DVD感想記】 BURTON SNOWBOARDS – the B

LINEで送る
Pocket

このコーナーは、dmkフサキ編集長による最新のスノーボードDVDの視聴感想記です。 ご購入の際にご参考ください。

Burton Snowboards – the B

スノーボード界のスター集団を抱えるリーディング・ブランド、Burtonのチーム・ビデオ。
指揮を執るのは、長年スノーボード・シーンを牽引して来た元マックダウ・プロダクションズのブラッド・クレイマー。
そんな夢のチームが制作した作品だけに、もの凄い期待が掛かるし、その分、プレッシャーもあっただろうが、見事にこれまでのスノーボード・ムービーの歴史を覆す作品に仕上げてくれた。

映像、音楽、編集。どれをとっても現スノーボード・フィルム・シーンの最高峰で、見た後の感想は、豪華なご馳走をたらふく食べた感じ。他のプロダクションズのやっていることと、あきらかにお金の使うレベルが違い過ぎて、勝手にジャラシーなんか感じちゃったりして。
壮大な作品は、まるで自分が映画館の中に入ったような錯覚を起こす。それほど圧倒的なクオリティ感が光る作品だ。

1980年代後半から90年前半にかけてBurtonがスノーボード・ビデオを出していた時、それは現在進行形のスノーボード界の流れを示すものであった。
当時はオールラウンドに何でもこなすクレイグ・ケリー、またフリースタイルで威光を放ったジェフ・ブラッシー、またアルペンでピーター・バウアーが美しいカービングターンを見せた。

そして2010年、Burtonのチーム・ビデオは、やはり現在のスノーボード・シーンをしっかりと表現してくれたように思う。
バックカントリーでのパウダーやキッカー、ストリートレール、ハーフパイプ、そして巨大なBurtonオリジナルパークなどスノーボードの魅力を余すことなく表現してくれる。
ただちょっとだけ気がかりは、ガールズ・カテゴリーを無視したように(?)女性ライダーがほぼ出ていないってところかな。

あまりにもご馳走を並べてくれたので、どの部分をクローズアップさせるか悩んでしまうが、一般的にもわかりやすい部分で選ぶとしたら、2番目に登場するショーン・ホワイトのシーン。
山々に囲まれたもの凄いスケールの良いロケーションでパーフェクトなハーフパイプを作り、そこに世界最高峰パイプ・ライダーのショーンが、ダブルコークを連発。その撮影方法たるや超ダイナミック!あまりのスケール感は、戦国ムービーのようで、「これCG効果か?」と一瞬思う。だけど、マジで実際に撮影した映像だからビックリしてしまう。これほど広さやクローズアップの「引きと寄り」を強調した作品は、これまでなかっただろう。

真ん中から後半に差し掛かったところでのジェレミー・ジョーンズが登場。
このバイクに乗って登場したジェレミーのパートは、そのジビングのアイデアが豊富で驚かされる。もちろんジェレミーの技術も最高峰だし、またここでの音楽も最高に良く、テンションを上げてくれる。

スノーボードのビデオ作品には、そのライディングの合間に、景色、人物、ユニークな遊びシーンなどを入れ、これはいわゆる映像と映像をつなぐブリッジ効果と言われる。このブリッジがこの作品では最高に映えている。これはマックダウ時代からも言えることだが、このへんのスパイス感が最高に良いね。

そして、最後のパークのシーン。
噂の巨大なBurtonオリジナルパークが登場する。いやあ、本当に、本当に、ビックリしてしまうよ。まさに巨大『B』のパークができ、そこに50人ほどのライダーが集合しているのだ。まさにB祭りで喝采!
ここでは個人的に仲の良い、マーク・ソラーズなんかも頑張っちゃっているから、内心パチパチ。
また、國母カズも良い味を出しているよ。ちなみにカズは、もっと前のパートの巨大キッカーでも、超カッコいいジャンプも見せてくれている。カズが日本を代表する世界トップ基準レベルであることを証明してくれる映像だ。

オープニングからエンディングまで、油断なく良い作品に仕上げちゃってます。コンチキショー、やはり凄かった!
またまたあなたの財布の紐を紐を弛める作品を紹介しちゃって、ゴメンなさい。
こちらもマスト買いです!  

プロダクション: Burton Snowboards http://www.burton.com
国内販売代理店: ビジュアライズイメージ http://www.visualizeimage.com/

LINEで送る
Pocket