水上 裕
Yu Minakami
関東最高の常設クロスコースの管理者
関東で最高の規模と整備を誇るエーデルワイススキーリゾートのクロスコース。バートンの岩井プロが設計したコースは非常に完成度が高く初心者からエキスパートまで誰でも楽しめるコースだ。今回はそのコースのボスに話を聞いてみた。
ミノル(以下M):ちわっす。
水上裕(以下H):どうも、今日はダメでしょ?雪で埋まっちゃってさ。板滑んないよね。
M:そうっすね、ちっと厳しいですね。(この日は3日連続で降っていて昼くらいからやっと晴れだした)
H:今年はね、結構雪が多いからさ、整備も大変なんだよね。
M:いつもどんくらい整備するんですか?
H:そうだね、毎日3時間はきっちり整備するよ。基本はピステンだけどやっぱり最後は人の手できちんと仕上げないとダメだからそんくらいはかかっちゃうよね。スノーダンプとスコップもってみんなでやるんだけどさ。朝の8時前くらいから始めないとオープンの時間が短くなるから、朝は早起きしてる(笑)でも、やっぱり少しでも長い時間お客さんに滑ってもらいたいからスタッフ全員頑張ってますよ。これ(クロスコース)目当てで来てくれるお客さんが多いからがっかりさせないためにもね。
M:おかげでいっつも楽しませてもらってますよ(笑)
H:ホント?ありがとね。(笑)
M:そういえばいつくらいからコース作ってるんですか?昔はパークでしたよね。
H:そう、昔はパークだったんだよね。4年前に栃木県のスノーボード協会からボーダークロスの大会やるからコース作ってって依頼があったのがきっかけで、それが好評でパークよりもクロスコースがメインになったんだよね。やっぱり他のスキー場と差別化という意味でも成功してるんじゃないかな。ちなみに毎年コースデザインはバートンのプロライダーの岩井ノリオがやってるからかなり本格的なコースなんだけど、誰でも楽しめるようにってのもあって両立させるのが大変だね。
M:どんくらいでできるもんなんですか?
H:3日か4日くらいで作っちゃうね。雪集めから調整までやってそのくらい。毎日朝の8時から5時くらいまでやってそのくらいでできる。最終の調整は実際にスタッフと何本も滑ってどのレベルでも安全に楽しめるようにやってるから、そこが一番気を遣うところだね。
M:意外にすぐできるもんなんですね。
H:まぁ、毎年だから慣れてるってのもあるよ。今年はね、セクションをつめて、アイテムを大きくしたんですよ。キッカーなんかも飛べないようにおっきくしちゃってね。もう、エアーセクションの派手なコースじゃなくてライン取り重視のコースね。勢いだけじゃ早く滑れないから、しっかりラインとって行かないとダメなコース。岩井自身も「ここなら本格的な練習ができる」って言ってるくらいすんごくいいコースに仕上がってる。
M:確かにしっかりと難しいポイントありましたよ。スパインtoバンクとか。
H:ははは(笑)それはやっぱりそういうのもないとね。でも基本的にはすごく安全なコースにしたんだよ。ウチって別に制限ナシで誰でも入っていいから絶対に怪我だけはしないように。そこが一番気を使うところだし重要なところだから。
M:ヘルメットとか規制しないんですか?
H:本音としてはやっぱりかぶって欲しいよね。その場のノリだけで滑って怪我しちゃうとつまんないからね。特に管理者としての立場だとよけいにね。やっぱり見てて危ないって思う事結構あるし。でもウチは怪我人が不思議と出ないんだよね。ほんとその辺は一番気にして整備してるから。
M:水上さんはいつくらいからこの仕事やってるんですか?
H:俺ね、最初からこんな感じ。(笑)もともとバイトでリフト係やってたんだけど、そのころってまだスノーボードが流行りだす前でね。ちょうど11年前なんだけどたまたま重機の免許持っててスノーボードができるヤツってことで「おまえちょっとパークを作れ」って話になって、それ以来こんな感じ。二年目から社員になっちゃってずっとここでやってるね。
M:いまディガーってどんくらいいるんですか?
H:今年は7人。平日は休みがあるから5人くらいで管理作業してるね。だいたい半分くらいはまた籠もりたいって帰ってくる連中だよ。
M:そんな感じの生活してる人って結構いると思うんですけど実際11年もそういう人達を見てきてどう思います?
H:俺はいいと思う。どっぷりとはまって真剣にスノーボードに取り組んで欲しいし、できればここからプロが生まれたりすれば最高だよね。ウチのディガー達もスノーボードが大好きな連中だから頑張ってもらいたいよ、ホント。
M:上手くなりたい人にアドバイスとかありますか?
H:一番重要なのは滑る事だよね。少しでも時間作って滑る。滑るのもいろんなコースを滑ってパイプもワンメイクもなんでもやってみること。初心者だからって遠慮しないで自分のレベルに合わせて楽しみながらチャレンジしてみること、かな。
M:今ってそれぞれのカテゴリーで専門的に滑る人多いじゃないですか。そのへんどう思います?
H:ボーダークロスもそうだけど、結局上手いヤツはなんでも上手いんだよね。総合滑走能力が高いとなんでも応用が利くってことなんだろうけど。だから一つにこだわる事も大切だと思うけどもっといろいろやってみて欲しいよね。スイッチからのグランドトリックとかそういったちょっとした事からでもいいからいろいろやってみて欲しい。パイプとかワンメイクとかしっかりやってそのあとクロスにはいるとものすごく調子よくなったりするからね。やっぱり総合滑走能力が高いヤツが一番でしょ。
M:それじゃ最後にメッセージお願いします
H:是非ともエーデルワイススキーリゾートに遊びに来てください。コースでスタッフを見かけたら気軽に声かけてくださいね。ゲートのスターターからレースの相手までできる事はお手伝いしますから。場所とか営業時間はホームページに詳しく出てるんでそっちもとりあえず見てください。
M:そういえば結構こったホームページですよね。
H:そうなのよ、あれがまた大変でさぁ。6月から作り始めたんだけどなかなかできないのね。11月の下旬にやっと完成した自信のホームページだからホント一回は見て欲しいね。でもって、見たら絶対行きたくなっちゃうからさ(笑)
エーデルワイススキーリゾートのホームページ
http://edelweiss.kinu1.com
|