Heart Films 田島 継二 12作品目「Beyond」に賭ける思い

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Heart Filmsが最新作となる「Beyond」の予告編ムービーを公開した。
日本、世界問わず、様々なフィルム・レーベルが脱落する中で、未だに作品をリリースし続ける力はリスペクト。
今作品は中井孝治、中村陽子という強力ライダーも加わり、さらなる進化が期待される。
ハートの初期の頃は布施忠が引っ張り、今では小西隆文、藤田 一茂らが中心となり、バックカントリーという世界の大舞台で暴れている。
これほどまでに長くできる要因はどこにあるのか?ハート12作品目となる「Beyond」に賭ける思いを、プロデューサーでありカメラマンでもある田島 継二さんに伺ってみた。

--12作品目「Beyond」のリリース、おめでとうございます!
これほどまでに長く続けるということは凄いことだと思うので、その要因は?

田島:ありがとうございます。もう12作目なんだっていう驚きが正直な気持ちです。
長く続けられる要因は、、、なんでしょう?(苦笑)
モチベーション的にはやり続けたいと思える喜びや達成感をシーズンを終えるごとに感じられているのが大きいですね。
一緒にやってくれているライダー達や、見守ってくれている家族、このプロジェクトを応援してくれている全ての方々のおかげです。

これだけの撮影規模なので金銭面的にも大変なことが多いですけど、どうしたら続けていけるかを考えて我武者羅に動いてきてここまでやってこれた気がします。
スポンサーに関してもスノー業界だけでなく、ダメ元でも大手企業と話をさせてもらえる機会をどうにか作って直接思いを伝えたり。
スノーボードやスキーというジャンルを超えて、いろんな人に作品を見てもらうことや自分たちの活動を知ってもらえるように動くのも大事ですよね。

基本的に撮り手は自分一人なので、映像や写真、さらにはドローンを同時に使ったり、自分が出来る限りその貴重な瞬間を残せるよう試行錯誤してます。
重い機材を背負い山奥に持ち込むのは本当に大変ですけど、やるだけの価値は十分ありますね。

--撮影ができて、編集ができて、さらにスポンサーを探すプロデューサー、そして素敵なロゴのデザインなど。なんでもできる田島さんなら、自分でやらずにどこかの大手で働けば、もっと稼げたのでは!?(笑)
そんなこと考えたことありませんか?

田島:確かにもしかしたらいい話もあるのかもしれませんね。(笑)
でもHeartをやってきたからこそ多くの素晴らしい人生経験ができていると思っています。

最近のロゴデザインは友達のアーティストにやってもらっているんですよ。テントと山をモチーフにした三角のロゴとか。
自分のやれることが多岐に渡ったのは、活動を続けていくために必要不可欠だったから体当たりで少しずつ身につけれたと思ってます。

 

--布施忠、平岡暁史など日本のスノーボード界の中心となって来たライダーが、これまでハートに参加して来ましたが、今作品では中井孝治が加わったということで驚きました。

田島:実は10数年前にカナダでスノーモービルをやり始めた頃に撮影はしたことあったんですけど、基本的にお互い別の撮影クルーだったし接点は少なくて。
そんな中、偶然アラスカで会ったり北海道で開催しているHeart Filmsの上映会にもいつも来てくれていて、一緒に撮影したいね~、なんて話していたのが実現した感じですね。
スキルやモチベーションが高いのはもちろんですが、スノーボードを深く追求しているカッコいいライダーですよ。

 

--また、フリーライドクイーンと呼ばれる中村陽子も参加。彼女を知らない方のために、ちょっとご紹介コメントいただけますか。

田島:陽子はフリーライドの世界大会で優勝するほどの実力の持ち主。
山の中で深い雪の中を歩き回るような撮影でも男顔負けの行動力、気持ちの強さがあるライダーですね。
話好きでムードメーカーでもあるし、地形を見る力も長けていて一本一本楽しそうに滑ってます。

 

--そもそもハートフィルムと言えば、日本人ライダーを世界へ!それも世界の最高峰のバックカントリー・シーンを舞台に!というテーマがあったと思うのですが、その思いは変わりませんか?

田島:根本的に変わってないですね。
日本人でもここまで出来るっていうのを体現したいです。その目標がやり続けたいと思う原動力になっていると思います。
基本的に周りを頼らず自分たちの力でこの数年間アラスカで精力的に活動してきて、周りの大きなクルーにも認知されてきてる気がします。

--今作品のタイトル、「Beyond」にした意味とは?

田島:毎シーズン新たな試みをし続け、地道に経験を積み重ねてきたことが実り、今作「Beyond」ではライディングや世界観が過去作品と比べても確実にスケールアップしたと思います。
前作「Breakthru」は逆境や困難に見舞われても仲間とともに打開し突き進むという力強いテーマでしたが、「Beyond」は限界を押し上げ、まだ見ぬ世界へ踏み入れるという意味も込めたタイトルになっています。誰もが持つ心の中の壁や葛藤を乗り越えるのに何か後押しになるようなポジティブな作品になっていれば嬉しいですね。

--最後に、これから試写会などハートのイベントがあると思いますが、スケジュールを教えてください。

田島:10月14日のDVD & ダウンロード販売開始を皮切りに、今年も日本各地で上映会を開催させてもらいます。
大きなスクリーンに映し出される作品は本当に見ごたえあると思うので是非 近くの会場があれば観に来てくださいね!

 

<Heart Films「Beyond」Japan Tour スケジュール>

10.20(金)東京 / 江戸資料館 小劇場
10.21(土)大阪 / Mixjuice
10.29(日)東京 / Sunday Cafe
11.04(土)福島 / チャンネルスクエア
11.05(日)栃木 / 黒磯文化会館
11.10(金)大阪 / SPOTAKA
11.11(土)徳島 / アジト
11.12(日)兵庫 / WAKE LIP’S
11.18(土)北海道 / PROVO
11.19(日)神奈川 / 横乗日本映画祭 イオンシネマ茅ヶ崎

最新情報は Heart Films FBページをチェックしてみてください。
www.facebook.com/heartfilms

<Heart Films作品 オンデマンドページ>
https://vimeo.com/heartfilms/vod_pages

 

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