Burton石原さんに聞くCustom人気の秘密

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先週、金曜日にスタートされたBurtonスノーボードの歴代Custom人気投票
スノーボード界をリーディングするメーカー、BurtonのCustom(カスタム)というモデルは、これまで世界で最も長く多くのスノーボーダーたちに親しまれているボード。20年もリリースし続けているというのは驚異的なヒストリー。どんな結果が、出るのか楽しみ!
そこで、今回はこのCustomの人気の秘密を探りべく、いつもDMKにリリースを送ってくれているマーケティングブランドマネージメントの石原公司さんにインタビューしてみた。

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Interview: Fusaki Iida

写真提供:Burton

 

1996年にリリースされてから、20年もの長い期間、スノーボーダーに愛され続けて来たカスタムですが、そもそもこのモデルをリリースした理由は何だったのですか?

当時、チームライダーやスノーボーダーのフィールドが広がってきていた時代背景があると思います。パウダーでの浮き、スピン性能、オーリーパーワーなど、どんなフィールドでも欠点の無いオールラウンドフリースタイルボードを求めた結果が、Customという理想型にたどり着きました。

テリエ・ハーコンセン、デイブ・ダウニング、キア・ディロン、トレバー・アンドリュー、ミッケル・バング、そして平野歩夢というスーパー・ライダーたちが愛用されて来たカスタムですが、最もカスタムに貢献して来たライダーは誰だと思いますか?

その時代ごとに影響を与えるチームライダーは異なっていました。それがCustomが年々進化し続けている理由でもあります。1人に絞るのは難しいですね。長く開発に携わっているデイブ・ダウニングの影響は大きいと思います。オールラウンドフリースタイルという言葉が、デイブ自身のライディングスタイルとイコールだからです。2002シーズンのカタログのページに、165cmのCustom S(スプリットボード)でスプレーをあげ、Custom 156でキッカーを飛び、151cmのDominantでジブをしている3枚の写真が並んでいます。デイブはこれらのフィールド全てをプロフェッショナルにライディングしていてるチームライダーでした。今年のソチ冬季オリンピックで15歳の平野歩夢の功績も大きいです。Customのソールは日本中に報道されました。数年後に振り返った場合、大きな分岐点になるかもしれません。

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(ソチ五輪の銀メダリスト平野歩夢も愛用するBurtonのカスタム・スノーボード)

カスタムの進化の中で、最も大きなインプルーブメントは何だったと思いますか?

スノーボード以外のプロダクトでも見られる光景で、「定番」が支持を集めています。Customは長年愛されているけれども、時代に合わせて変化をしていること、それが「定番」でありながらも、時代の最先端に位置し続けている理由だと考えています。なのでどの時代が、ということは難しいです。ですが2014年のこの時点で振り返った場合、という条件で言えば2007年モデルではないでしょうか。マッズ・ジョンソン、ヘイキ・ソーサ、メイソン・アギーレを開発の中心ライダーにして、よりツインに近いパフォーマンスを発揮するフリースタイルボードへと変化しています。その流れは現在も継続し、2015年モデルではディレクショナルモデルのCustomに加えて、Custom Twinというモデルも登場しています。

カスタムはキャンバーボードで、カービングターンでもパークでも、どこでも威力を発揮してくれるボードだと思いますが、石原さん自身、どんなライダーの方にオススメしたいですか?

BURTONでもFamily Treeラインや、Parkitectなど特定のフィールドに特化したボードがあります。その日のライディングに合わせてボードを変える楽しみは最高です。逆にCustomは1本で何でもできるボードです。言い換えれば、どこでも自分のライディングスタイルが表現しやすいボードです。ギアは変わらずに、乗り手の身体でフィールドに合わせていく、そんなライディングを追求している人には最適なボードです。

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(カスタムの進化に多大な貢献をして来たと言われるデイブ・ダウニング、2009年、2010年頃の写真)

 

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