1999のUSオープン(種目BX)の覇者が登場/フクダ マユミ

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昨年度のUSオープン(種目BX)の覇者マユミ・フクダ。残念ながら今期最初のコロラド大会で負傷してしまった彼女だが、今後の展望を聞いてみた。

フサキ(以下F):いやあ、やっとのことで会えたよ。日本のメーカーがいつもマユミのことを探していたよ。ZEALゴーグルにマツモトワックス、これ全部マユミのものだからね。(と言いながら、日本スポンサーがフサキに送った商品を渡す)
マユミ(以下M)::ありがとう!別に隠れていた訳じゃないけど、ヒザをケガしてしまって、思うようにいかなかった部分があるの。

F:ええ、もしかして、今期は絶望なの?
M:うん、そういうことに決めたわ。だって、無理して滑って、ひどくなりたくないから。オリンピックに行ったナターシャも無理してしまって、長引いたでしょ。今、手術すれば前の状態よりも200パーセントもヒザが強くなるというから、その言葉を信じることにしたの。

F:そうかあ、残念だなあ。
M:でも、そうかと言ってまったく休んでいる訳じゃない。大きなボーダー・クロスの大会では、コメンテーターとして頑張るし、また最近、日本のテレビ朝日からのインタビューのオファーとかもあったのよ!

F:うわあ、それは凄いやあ!テレ朝と言ったら、一番僕の好きな局だよ。プロレスとか、たけしの万物創生期とかやっているし。まあ、それはどうでもいいことだけど、スノーボードは何年ぐらいやっているの?
M:8年ぐらいかしら?

F:結構長くやっているね。
M:そんなことないよ。だってフサキだって15年やっているでしょ。

F:ねえ、何でボーダー・クロスに興味を持ったの?
M:前、日本に2年行っていたことがあって、その時、北志賀ハイツの大会に出たの。そうしたら優勝してしまって、これはおもしろい!と思ったのがきっかけ。パイプと違ってジャッジでないから公平なのも好きなところ。その後は、SWATCHの大会に出たり、コーカニー・シリーズ(カナダのプロ戦)に出たり、またUSオープンに出たり。

F:USオープンは本当におめでとう!スノーボード界で一番権威があると言われる大会で、優勝できたことは凄い勲章だよ。ところで、日本に住んでいたということだけど、結構大変じゃなかった。例えば僕、韓国に行った時、いろいろ困ったよ。日本人と韓国人って同じような顔でしょ。だから、みんな韓国語で話しかけてくるんだ。
M:私もそれに同感。みんなからなんで英語がペラペラなのって聞かれるの。私はカナダ人です!って感じ。

F:こっちで生まれたんだよね?
M:そう、お母さんもお父さんも若い時にこっちに来たの。両親は、日本語を話せるけど、ちょっと英語日本語(注釈:日本語英語の反対語で英語を話す国の人が日本語を話す感じでちょっとたどたどしい日本語)なの。私も日本語勉強したので、話せるよ。

F:今後の展望は?
M:ジムに行ってトレーニングするでしょ。そして、じっくり身体を作って、来期は頑張って大会。それに夏はBX、ビッグ・エアー、パイプをミックスしたキャンプを企画中。

●編集後記:
編集後記日本の雑誌で、最近マユミフクダは大きく取り上げられている。僕たちにとっては日本人っぽく何とも親しみやすい感じがする。それに付け加え、彼女にはカナダ人独特のクールでナイス・パーソンという印象を受けた。今期の大会は出ないということだが、来期の彼女の復活に期待したい。

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