女性フォトグラファー/mush

LINEで送る
Pocket

スノーボードの写真家を見渡しても、なかなか女性フォトグラファーというのは、世界的にも少ないのが現状だ。
そんな中、スノーボードのフォトグラファーとして活躍している日本人女性がいる。名前は、mush(マッシュ)。会ってみると、かなりエネルギーが溢れる活動的な女性だ。

彼女が、どんな経緯で写真家を目指すことになったのか。また写真家としての楽しかったことや苦労話など伺ってみた。

 

Interview:  Fusaki Iida

マッシュのことは、以前から聞いていたのだけど、今回、こうしていっしょに撮影したり、話すのは初めてだよね。
ということで、はじまして。
 
はじめまして!
 

会って第一印象は、パワフルさ!(笑)
いったい、そのエネルギー、どこから来る来るんだい?

やりたいことを躊躇なくやっているからですかね?(笑)
毎日充実しているからかな。
 

女性のフォトグラファーというのはあまり聞いたことがないけど、そもそも写真家を目指すきっかけは?
 
話したら長くなっちゃうんですけど・・
私、足の調子が良くなくて、あまり滑れなくなっちゃったんです。
それでもスノーボードが大好きだから、なんらかの形でスノーボードに携わっていたいなぁ~って考えていた頃、たまたま自分のライディング写真を撮ってもらう機会があったんです。
写真が残る、ってことが嬉しくって感動したんです。
その時、これだー!!って(笑)
それから自分の周りの仲間を撮りたい、って思ってカメラ買ったことが始まりですね。
 

最初に買ったカメラの機種は?
初期投資にはいくら掛かりましたか?
 
最初に買ったカメラはcanonのEOS kissのレンズキッド。
カメラのことが全くわからなかったので、店員さんに勧められるままお手軽な一眼レフを。
たしか12~13万円だったと思います。
でも半年でcanonのEOS 1D mark?に変えました。
これは本体だけで50万円弱したので、レンズやなんだと購入していったらあっという間に100万円越えましたね。


ワーオ、ずいぶんおもいきった買い物をしたね。
これだけ投資して、実際にプロのフォトグラファーとしての収入は、どうでしたか?

収入は・・って言ったらまだまだですけど・・(笑)
でも、お金では計算できないぐらい貴重な体験をたくさんさせてもらっています!
投資した金額の10倍以上の充実感を得ていますね。
やり始めてよかったって、心の底から思えます。
 
 
具体的にフォトグラファーになって良かったこと。また思ってもいなかったような大変なことは?
 
良かったことは、いろんなゲレンデで、いろんなライダーと滑れること。
トッププロの滑りを間近で見れるのは特権ですね。
大好きなスノーボードが仕事になるなんて夢のようです。
大変なことは、とにかくカメラバッグが重いです。
20キロ前後のバッグを背負ってライダーと滑るなんて思ってもいませんでした。

これ、本当、重いよね!やった人でないとわからないよ。ハイクアップも頻繁にあるし。
これまでの撮影で、最高の撮影だったー!という良い思い出は?

晴天とパウダーとライダーとのラインがばっちり合った撮影はもう叫びたくなるぐらい最高!
そう言えば、フサキさんとTOMOと撮影に行った日もまさにThe Day!でしたね。
お酒が苦手な私が、生まれて初めてビールをおいしいと思った日でした(笑)

それと、先日プロスノーボーダーたちと西日本の旅をしてきました。
メンバーは谷口尊人、高橋烈男、細野大輔、大竹延王、田中幸。
旅をしながら室内ゲレンデでスノーボードキャンプしたり、ウエイクボードしたり、サーフィンしたり、観光したり・・・、10日間一緒に過ごし、その様子を撮影してきました。
普段のスノーボードの撮影とはまったく違う撮影でしたが、10日間という時間を共に過ごすことによって、絆が深まり、思い入れのある撮影ができました。
その写真や動画がP-CAN.TVで、これからどんどん更新されていくので、ぜひ見て欲しいですね!

そう言えば、マッシュは写真撮影だけでなく、ビデオ撮影もやっているんだよね。
今回の
P-CAN.TVの他には、どこと撮影しているのですか?

今季は新たにリリースされるガールズスノーボードDVD『CANDY』と、『INDRES FORMATION』の撮影に参加してました。
CANDYは、女の子だけのDVDですが、撮影のスイッチが入ったらもう女の子じゃないです(笑)。
みんな攻め攻めでした。かわいいだけではなく、カッコいいガールズスノーボーダーを見れると思います!
INDRES FORMATIONは、まだあまり露出の少ないチームですが、ライダー一人ひとりのスキルはヤバいです。
そしてライダーの撮影に対する集中力が半端なかったです。彼らは夏、COCでも撮影をするそうです。 

そう、彼らがCOCに来るということで、とても楽しみにしているよ。
写真とビデオ。それぞれの魅力があると思うけど、撮影していての相違点。意外に読者の方が知らないポイントなどが教えてほしいのですが。

そうですね、写真はその1枚で全てを表現しなくてはいけないし、ビデオは動き(全体だったり、足元だけだったり・・)で表現しないといけないから、アングルが全然違いますね~。
スノーボードDVDを一時停止すると、写真とは全く違うアングルの一枚が見れると思います。
これが写真とビデオの違いです。
ここは動画で撮りたいからこのアングルで、とか、ここは写真の方が絵になるからこう撮ろう!とか、いつもイメージ図を思い浮かべながら撮影してます。切り替えが大変ですけどね。
 

mush(マッシュ)
Sponsors: Nomis design, AIRBLASTER ,GRAY snowboards, ECU optic, sourcream, SCORPION HEADWEAR, dmk
フォトグラファー歴:6年

ところで、マッシュからNomisのスポンサードのオファーを受けたけど、とても良いアイデアだったと思うんだ。
フォトグラファーって、ライダーとはまた違った意味でブランドをPRできると思うので。
マッシュがオファーしたブランドの選んだ基準、また実際にどのようにしてPRしていきますか?
 
Nomisのサポート、本当にありがとうございます!
私が今回オファーをさせていただいたブランドは、どこも自分が気に入っていて、自信を持ってみなさんにお勧めできるブランドばかりです。
自分が納得していなかったらPRできないと思ったので、選ばせていただきました。
私のPRは・・・、私はスノーボードのカメラマンですが、夏は富士山の山頂で働いています。
今は登山ブームで、私のBlogはスノーボーダーだけでなく、登山好きの方達にも多く閲覧して頂いてます。
スノーボードという枠だけでなく、幅広い層にPRできればと考えています。
私の経験上、スノーボード用品は質もよく、登山用品としても十分使えます。なおかつオシャレです。
登山のファッションはどうしても固く、地味になりがちですよね・・でもアレンジ一つでとってもオシャレになるんです。それを私のBlogで発信していきたいと思っています。
 

撮影現場でリーダーにもなりえるフォトグラファーが使っているブランド、その人が選んだブランドとして、嬉しく思います。
ところで、スノーボード・フォトグラファーを目指す女性に、何かアドバイスお願いします。

寒さと体力との戦いの仕事ではありますが、女性の感性だから撮れるものもあると思います!
女だから・・とか考えずにどんどんチャレンジしていきましょう!!

最後になりますが、来るべきシーズンの活動予定、また読者にメッセージがあればお願いします。 

シーズン中は長野市に拠点を置き、いつもの妙高&白馬エリアだけでなく、群馬・東北エリアにも動いていく予定です。
春は大好きなウィスラーに戻って活動します。
より多くの人に自分の作品を見てもらえるように頑張ります!!

読者のみなさん、最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
今後いろんなゲレンデ、イベントなどで私を見かけることがあるかと思いますが、ぜひ気軽に声をかけてください。
そして一緒にスノーシーズンを楽しみましょう! 

 

 

 

LINEで送る
Pocket