ニューリーダーを狙う!/脇田朋碁

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平野歩夢、平岡卓、角野友基、鬼塚雅。
このへんの名前を聞いたことがある人は多いだろう。
そう、次回五輪で表彰台を狙えることができる日本の若いライダーたち。
いずれもそのレベルは、それぞれの分野、ハーフパイプ、スロープスタイル、ビッグエアーなどで世界最高峰だ。
US OPENを制したり、世界選手権を制したり、今、日本の若手が世界を席巻している。

だが、今日ご紹介するライダーは、彼らよりもずっと若い。
2000年12月7日生まれ。まだ中学3年生。
今年、上国で開催されたSLOPE STYLEでは、世界最高峰とも言われる角野友基も参加する中、見事優勝をもぎ取った逸材。

彼の名前は、脇田朋碁(わきたともき)。
本気でニューリーダーを狙うトモキの最新の声をお届けしよう!

 

そもそもスノーボードを始めたのは、きっかけは?

お父さんが趣味でやっていて、小学一年生の時に連れて行ってもらって、そっからハマって。

初めての日は、うまく滑れた?

いや、いきなり頂上に連れて行かれて・・・、2時間ほど掛けて泣きながら降りて来ました(笑)。

それでもスノーボードの魅力に惹かれてハマっていったんだね。

最初は、土日だけ滑っていて、大会に出たりして、月曜日もちょっと休んだりしとたったら、だんだんこういう感じに。

本格的にライダーを目指したいと思ったのはいつのこと?

大会に出た頃というのは、アクロスの大会であったり、冬でもローカルの草大会であったり。出ようとか思って出た感じでなく、自然に大会に出て楽しんでいた感じです。

大会に出たのは、ご両親の勧め?それか、自ら大会に出たい、って思ったの?

最初は、両親から「大会に出てみたら?」と言われて出たんだと思います。

初めて出た頃の大会のこととか、覚えている?

あの頃は、クロスの大会に出たり、パイプの大会に出ていたこともありました。
いっしょに大会に出ていた友達もいて、メッチャ、楽しかったです。
その友達のお父さんがフリーランがうまくて、よく教わっていました。
2級とかあるじゃないですか。あれをどうしても取ろうとして頑張っていました。

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(左、兄のように存在と慕う角野選手との懐かしいショット。右、ハーフパイプでも活躍していた頃の写真。)

そういう資格とか、取ろうとしていたんだね!
今、振り返ると、2級を取ろうとした経験はどうだった?

やっていて、良かったな、と思います。

級は2級からやって、どこまで取ったの?

いや、何度も2級受けたのに、結局ダメで(笑)。
その前にスロープとかパイプとかに目覚めちゃっいました。

大会は自然に参加していって、だんだんとうまくなって来たようだけど、ライダーとして台頭して来た時期というのはいつ?

5年生です。アクロスの大会で優勝しました。

じゃあ、そのあたりから、朋碁の名前が知られるようになっていくんだね。

はい。小6、いや中一かな。スロープもやるようになって来て、それで中一の時、FISの大会に出たんです。

えっ、中一で?

はい、中学生になったから出れたんです。
そこで、2位に入って、ナショナルチームに入れました。

それは、凄い!
そうか、あの五輪フィーバー、角野友基が入賞したシーズン、3月の北海道のFIS大会で2位に入ったんだね。
その時は、どんなトリックをやっていたの?

スイッチバックサイド7から、キャブ9、バック9。
その時は、技とか全然なくて、スイッチB7とか、公開練習で覚えたんですよ。

マジ!(笑)
凄いハマり具合だね。初めてのスロープスタイル大会で、初めてのトリックをやって、2位だ。
現在は、どんなトリックをやるようになったの?

バックサイドダブルコーク覚えたり、スイッチB9覚えたり、あとはフロント9とか。フロント10も挑戦して、立ったことあります。

今後、やっていきたいトリックは?

あまり偏らずに全方向、1つ1つうまくなっていきたいです。
それで、だんだん1620とかできるようになったらいいなあ、って。
焦って片方だけトリプルやっても仕方ないよ思うし。
ちゃん苦手なことをやっていかないと。

こういうしっかりとした考え方は、誰かにアドバイスされた?それか、自分で考えたの?

自分で考えました。でも、お父さんやお母さんもアドバイスしてくれるけど、全員同じ考えですね。

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(今年、日本最大級のスーパースパイン、AIRMIXを飛んだ時の一コマ。中二でこのぶっ飛ぶ度胸、凄いね!)

 

周りの期待とか大きいと思うけど、そういうプレッシャーは感じない?

いや、全然。楽しくやって、がんばって練習していていったら、結果は出るかな、と思ってます。

今回、カナダのウィスラーに来た目的は?

特にジブを練習しに来ました。

(以下動画、カナダでのライディングの様子)

 

今年、SlopeStyleで優勝した時、友基と抱き合って喜んでいる姿が印象的だったけど、朋碁にとって角野友基というのはどういう存在?

もうお兄ちゃんのような。
オリンピックの2年前とか、僕の家に泊まったりしていたこともあって仲良かったし。アクロスの頃からいっしょに練習していたから。いっしょにいたら楽しいし、兄弟のような感じです。

 

将来的にはどんなライダーを目指していきたい?

まずは大会で勝てるライダーに。撮影とかよりも、大会は今しかできないと思うので、その次のオリンピック、その次の次のオリンピックまでは頑張っていきたいです。

 
目標は?

まずは日本の大会で勝つこと。あとはオリンピックに絞らずに、USオープンとか、ヨーロッパオープンとか、Xゲームとか、世界のいろいろな大会に出たいですね。出られるやつは出たいです。大会にも慣れたいし。たぶん、いろいろな大会に出ることで、スノーボードもうまくなると思ういます。

 
メインスポンサーは、バートン。多くのライダーたちが憧れるスポンサーだと思うけど、どういうきっかけで付いたの?

このFISの時にバートンの方が来ていて、その大会後のシーズンオフに入って話をしてもらいました。
だけど、その大会だけでなく、僕が小さい頃から見ていてくれました。

 
今、若いしスノーボードのことばかり考えているようだけど、人生は長く、プロとして活動できるのは意外と短いかも。
将来、何かやりたいことはある?

やりたいことは、なんやろ。スノーボード終わったら・・・、いやたぶんスノーボードしていますね(笑)。

 

脇田朋碁(わきた・ともき)
2000年12月7日生まれ
出身地:大阪府寝屋川市
Soponsors: Burton, PAP, ARK, Oakley

使用ギア
ボード: Custom 148 / バインディング: Mission ESTR / ブーツ: Supreme

スタンス&アングル
レギュラー / 前足18°後ろ足-9° / スタンス幅48cm

 

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