ジブ王子今季の抱負を語る/シモン・チェンバレン

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今年に入って、2回目のインタビューだ。しかし、若干20歳の若きジブ王子の動向は最も気になるところ。毎年、どんどん成長し、今では世界的にも有名になったシモン・チェンバリン。彼のシーズン最初12月頭にdmkオフィスでインタビューした内容を公開しよう。


Photo by Toshi Kawano & Fusaki Iida
Interview by Fusak Iida

山がオープンしてから毎日滑っているみたいだね。どれくらい滑っているの?
確か休んだのは3日間ほど。友達が来た時に空港に迎えに行ったりした時に休んだぐらいだよ。

これほどまで滑っているのは、来るべき撮影に備えて?
滑っていて、本当に楽しくて仕方ないんだ。撮影の時にしっかりと準備ができているように、ってこともあるけど。あとは新しいトリックの練習をしている。ボックスでインからアウトするまでの技のつなぎ、 様々なバリエーションを試しているんだ。いつもちょっとずつ新しいことにトライしているんだ。

いつも朝早くから見かけること、とても早起きしているのでは?
うん(笑)。いつも6時半に起きて、ストレッチングや軽い筋トレとかしている。山に行く前にきちんと身体が動きやすいように準備しているんだ。それで、車でウィスラーまで来て(注:シモンが住むスコーミッシュからは1時間近くもかかる)、ウォーミングアップ。普通、最初の一本はパークでオーリーとかして流している。あと50-50とか基本的なことをやって、それからいろいろ難しいトリックをやっていくんだ。
それからお腹空いたら昼食。シーズンパスを持っていると、半額で買えるから嬉しいよね(笑)。それから、3時頃までずっと滑っているんだ。

それだけ滑って、疲れない?
S:そんなことないよ。9月頭からNHL(注:全米プロ・アイスホッケー・リーグ)のトレーナーがついてトレーニングしてくれたから、体力がついているんだ。 お蔭さまで体の調子は、とてもいいんだ。

そのトレーナーは、どんなことをやってくれたの?
筋トレを行い5パウンド(注:2.26キロほど)体重を増やすことができたのだけど、それだけじゃないんだ。もっと俊敏性を鍛えたり、身体の柔軟性を磨いたり、スノーボードというスポーツに合わせた最先端の技術でトレーニングしてくるんだ。
例えば、変な形のボールがあって、それをバウンドさせるとどこに飛んで行くかわからないんだ。そのボールを追っかけたりする。

今年の予定を教えて
1月にはストリートレールの撮影。たぶんジョンソン(注:defective filmsの代表でありフィルマー)といっしょに、カナダの東に行く。もし、カナダがよくなければフィンランドへ。2月にはマウンテンラブやビッグベアーでパークの撮影。3月、4月はバックカントリーの撮影。もしかしたらカリフォルニアでパーク。あと日本にも行ってスロープスタイル大会に出る。
5月にも撮影がちょっとあって。夏はショーンとニュージーランドに行く予定だ。

ところでシモンはモチベーションをキープするためにすることって何かある?
うーん、よくわからないけど、いつも楽しいから。常に新しいトリックにチャレンジして、永遠にモチベーションが続くような気がする。

下がってしまう時ってどんな時?
アイシーな日とか。身体を痛めた時とか。まあ、基本的にほとんどモチベーションは下がらない。

上げるためには何かやっていることある?
たぶん、友達といっしょにいること。リフトの上で友達と笑いあったり。本当に疲れたら、すぐに帰って、また明日来る。まあ、ほとんどモチベーションって下がらないけど。

とても精神力が強いけど、何か特別にやっていることってある?
うーん、難しい質問だなあ。集中力って大切だと思うんだ。だから、常に集中して挑むようにしている。繰り返し、強い集中力で練習しているってことかな。スノーボード以外でも集中を繰り返す場面は多いよ。スケートボードとかね。あと、バイタミンジブの撮影の時に、剣玉する姿を見せたけど、あれだって集中力が大切だよね。 何かボク、集中する遊びが好きみたい。




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シモンはとてもスノーボードがうまいけど、子供の時に裏庭にあったレールやボックスの練習って大きいのかな?
あれは確かに大きな役立った。だけど、上達するためには、強いモチベーションとプラス思考。アイシーならアイシーでも楽しめることってあると思うからね。 その状況を常に楽しみ、チャレンジを続けることが大切だと思うんだ。

ところで、自分の気分を持ち上げてくれる人って誰?
キッズの時はマックダウのビデオを見て、JPウォーカーに影響されたなあ。あと、いっしょに滑っていて、ブラザーと友達。スノーボードを始めた頃、は本当に最高の日を過ごした。それと、ステップチャイルドのボードのスポンサードやビデオでの露出も含めて、ショーン・ジョンソン(注:ショーンはビデオプロダクション代表の他、ステップチャイルドのオーナーでもある)にはとてもお世話になった。

JPウォーカーのどんなところに影響された。
毎年ビデオで新しい姿を見せてくれた。自分自身をプッシュし続けて、新しいトリックをやっていた。みんながジャンプをやっている時に、ハンドレールを擦っていたし、彼は違かった。そんなところがとてもカッコいいと思ったんだ。あと、僕はオンタリオ(カナダの東)にいたから、そんなにパウダーがなかった。だけど、レールとかボックスはあったから、そういったところにもつながっていたんだ。当時、デバン・ウォルッシュも大きな存在だったけど、パウダーはなかったからね。 練習できる環境が、自然とレールの方向だったんだ。

今、シモンはJPのようにビデオのパートを取るライダーにどんな気分?
最高!目的が達成させられたし。

シモンは、とてもうまいライダーになってしまったけど、そんなシモンが今、JPのスノーボードをどう見る?
今でも好きだよ。尊敬している。ただ、クリエィテイブな面で難しくなって来た。スノーボードのビデオを見ても刺激を受けなくなってしまったんだ。だから、最近ではスケートのビデオを見て、そこから何かを得るようにしている。

いつから、そんなこと考えたの?
PROMO COPY(注:defective films昨シーズンの作品。シモンの認知度を世界的に押し上げた)の後から。

シモンは今年、いろいろなスノーボードビデオを見たと思うけど、どのビデオの誰のパートが好き?
derelictica(defective films)のラウリのパート。彼は最高にうまい!あとはDCから出した DC MTN .LAB 。これは、本当におもしろい!スノーボードに行きたくなるから、一番好きなビデオだよ。

いっしょに滑っていて楽しいライダーは?
フレイザー(注:シモンの幼馴染でNOMISのライダー)、クリス・ウィンブルス。彼はとてもうまい。ビデオパートに出ていないけど。キャピタのライダーで、DCに紹介する予定だ。NOMISのライダーにもなってほしい存在。
あとは、兄弟と滑っていると、楽しい。
普段は、山に上がって、最初に2、3本は一人で滑ることが多いんだ。その時に、パークを流していると、知り合ったスノーボーダーといっしょに滑っている。それも、とても楽しい。

えっ、そうなの。シモンだ!って言われない。
言うケースも多い。だけど、すぐに打ち解けて、仲良くいっしょに楽しんで滑っているよ。

最後に目標を。
ショーンといっしょに撮影して、良いフッテージ(映像)を残すこと。また、トランズ誌とスノーボーダー誌のインタビューにも出たい。あと、日本にも行くからね。楽しみにしているよ!

今年度、春のバックナンバー・インタビュー
http://www.dmksnowboard.com/interview/interview-095.htm

2003年、夏のバックナンバー・インタビュー
http://www.dmksnowboard.com/interview/interview-069.htm

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