【ハウツー】パウダーが滑れない原因フロントサイドターンにあり

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今季は、様々なところから、パウダー・ライディングを楽しむ声が聞かれます。

自分のFBの投稿にも、そんな喜びの声が数多く知らされて来ました。
一方、なかなかパウダーをうまく滑れずに、パウダーを楽しみの対象というより、苦手な厄介者と思う方もいるのも事実。

実際、僕も長年スノーボード・レッスンして来ていて、パウダーを苦手とする方が少なくありまんでした。
圧雪されたところでは、上手に滑れるのに、パウダーに入ったとたん、スタックしてしまって苦しむ方もいます。
そんなパウダー苦手なスノーボーダーの方の多くは、フロントサイドターンをうまくできないケースが多いです。


フロントサイドターンとは、かかと側のエッチングからつま先側のエッジングへ入るターンのことを言います。
背中が谷側に向かうので、視界が狭くなりやすく、その視界の狭さからフロントサイドターンを苦手とするスノーボーダーの方も少なくありません。カカト側のバックサイドターンはスムースに入れるのに、どうもつま先側のフロントサイドターンは初心者の時から苦手だったという方も多いです。
そういう方が、パウダーに入ったとたんに、スッテンコロリン。

通常の圧雪バーンでは、転ばないフロントサイドターンがなぜパウダーに入ったとたん転んでしまうのか。
その大きな要因は、鋭角に曲がり過ぎていることにあります。
パウダーでは、雪面での抵抗が大きいので、この鋭角に曲がるターンに対処できなくて、転んでしまうのです。

もっとくわしく説明していきましょう。

そもそも普通の圧雪されたところでのターンというのは、板のエッジ部分エリアしか使って滑っていないものなのです。
以下の写真の白くした部分。だいたい、そこしか使って滑っていないですよ。

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だから、ワックスを塗るとき、前回のワックスをよく剥がしていなかったりすると、真ん中の部分だけはがまだワックスが残っていたりするんですね。

でも、パウダーになったとたんにより滑走面を使って滑ることになります。
「く」の字のような鋭角なターンでは、ノーズの先が引っかかって転倒するので、より「C」の字のようなきれいな弧を描くようなターンが必要です。まるでバナナのような形のターンですね。

そういうきれいなターン弧を描くためには、目線を徐々に送ることが大切。
というのも、フロントサイドターンを鋭角に回ってしまうという方は、やたらに目線の先行が早いのです。
以下のイラストを見てください。

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左の方は、理想的なきれいなターン弧をするスノーボーダーの目線を示しています。
右の方は、鋭角なダメなターン。

きれいなターン弧の目線は、常に今、自分がいる位置よりも3時方向ほど先を見続けている。なめらかな目線移動ができています。それに導かれるように、ボードもスムースに進むわけです。

一方ダメな鋭角ターンでは、カカト側のところでだいたい目線はフォールライン’谷側にいっている。
それからボードが谷を向いたところでは、目線が6時方向というとんでもなく強過ぎる先行を行ってしまうのです。まるでフォールライン(谷側)に行くのが嫌々するように一度も谷側に目線を送ることはない。このフロントの目線先行過ぎる重症患者の方となると、ボードが谷側に行ったとたんに、目線を山の方に見上げてしまう方も!これでは、高速道路でやや右方向に曲がりながら、目線を助手席に向けてしまっている、いやそれどころか後部座席に向けているようなもの。

自転車でも他の乗り物でも、運転する人は必ず目線をこれから行く方向に導いているハズですが、スノーボードのフロントサイドターンでは、そのルールに反している人が少なくないんですよ。
最後にもう1つ、パウダーでのフロントサイドターンのアドバイスを!
これは、以前、DMKの北海道キャンプに参加したあるキャンパーの方が、綿谷コーチに教わったというイメージです。

「自分がコンパスになった気分で回ろう!」

まるで自分の身体を軸にするかのようにして、ボードで曲線を描いていくというイメージですね。

人間は論理的にどうするべきかわかっていても、なかなか行動で示せないことがあります。
そんな時、よりイメージ的に行動することによって成功することがあります。

自分がコンパスになった気分で回ろう!もぜひ試してみてくださいね。

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