【ハウツー】寒さ退治はタンパク質

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シーズンインに向かって、これからますます寒くなる季節。
今季もパウダーを滑れると思うと、ワクワクします!。
と同時に、寒くて嫌だな、と思う人もいるかもしれませんね。風邪は引きたくないよ、と。

そこで、今回は寒がり屋さんのために1つ提案します。タンパク質を取りましょう!

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いっしょにゲレンデに行くスノーボーダーを見と、やたらに寒がり屋さんの方がいます。もう寒くて滑れたもんじゃない!なんて方も。
せっかく楽しみにしていたスノーボード。寒さで滑れないなんて残念ですよね。ウエア、インナーの着こなしにも原因があるかもしれないし、または古いブーツで足元から寒さを感じる人もいるでしょう。

でも、そもそも身体自体の熱が足りないという方は、いくら厚着したところで寒く感じるものです。
そんな時、考えてほしいのは、しっかりとタンパク質を取っているか?ということ。

なぜ、そんなことを言うのかというと、実際、僕の周りのライダーでも寒がり屋さんって多いんですよ。普段、スノーボードを頑張ってやっている人なら、寒がり屋さんなんていないと思いかもしれませんが、いやいや意外にもいるんですね。
健康志向なのか、食事に対する宗教観なのか、国内海外問わず、世界のトップ・ライダーの方で肉を摂らないという方はいます。
そんなプロ・ライダーは結構、寒がり屋さんだったりします。滑る時には、頭から首元まで覆うバラクラバを使っていて、中には常にダウンジャケットを愛用しているライダーもいます。

プロ・スノーボーダーは、筋力を使うので肉を食べないなんて不思議な感じもしますが。肉は鳥だけ、あとは魚しかいただかないという人もいるんですよ。
きっと豆など他の方法でもタンパク質は摂っていると思うので、栄養バランスは考えていると思うのですが。

ところで西洋人というのは、東洋人よりも肉が食べれるそうです。確か東洋人の腸というのは肉を食べるのに消化する時間が掛かるんですね。これは我々、東洋人の祖先が農耕民族であったことに関係しているようです。
一方の西洋人は、肉を食べても消化できる早さがある。だから、ガンガン食べれる。だから、西洋人というのは寒さに強い人が多いですよね。海外に行くと、寒い日にTシャツ着ている人がいて、コイツこれで寒くないのか!って驚かされることがありますが、やはり肉を食べる人だからではないでしょうか。

自分のカミさんは西洋人系のカナダ人なんですが、家族みんな寒さに強いんですよ。子供たちも冬でも寝ている間に布団を蹴っちゃって。みんな体温が温かいんですよね。
やはり肉を食べて来たヒストリーがあるんだろうな、と思ってしまいます。

でも同じ西洋人でもやたらに野菜ばっかり食べて、肉を食べないようなベジタリアンは、寒さに弱かったりしているように思います。

ただ、大事なことは、タンパク質を摂ることにより低体温を改善するということは、多くの専門家が伝えているということです。
だから、僕もなるべく一食に2種類のタンパク質を摂るようにしています。朝は、納豆プラス卵や豆腐の味噌汁だったり。こうして、低体温から脱却すれば、風邪のウイルスもそう簡単に、入り込めないだろう、と思うのです。事実、僕は風邪とか引かない方だし。

肉や魚介類を多く取り入れ、総カロリー数の40%以上をタンパク質で摂れば体温アップの効果があるということです。
タンパク質を摂る食事法は冷え性の人にも効果的だとか。

これから寒くなって来るので、寒いの嫌だなあ、という方はぜひタンパク質を摂ること考えてみてくださいね!

 


飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴30シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWing誌では、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、シーズン中に一回は日本へ帰国しコーチングも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、今なお世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!

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