無意識の意識化

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スノーボードに関わらず、最近、様々なことを教えるような立場になって、その人がどのようになったら上達するのだろう?と考えることがある。そんな時に1つ思いたったキーワードが、「無意識にある行動をどれだけ意識させることができるか」とうこと。

例えば、朝起きて夜まで様々な行動をしているけど、そこにはほとんど無意識に行動していることが多いと思う。朝のトイレから食事、食後のコーヒーにいたるまで、ほとんどの人が無意識に行動していつもの流れに流されているのではないだろうか? だけど、食後のコーヒーの時に「おいしいなあ」と思うことは1つの味に対する働きかける意識になる。

「今日のハウツー天使何言っているかわからないよー」と声が聞こえてきそうなので、もっと具体的にスノーボーディングの例で。
誰でも感じたことがあると思うけど、あるアドバイスをもらって、そのアドバイスに対して集中して滑ることは上達につながる。またビデオで自分の滑りを確認した後は、どこを直せばいいのかわかるので、そのことに意識が働き上達していく。
逆に何も考えて滑っていない時には、あまり上達しなかったでしょ?
そう、それが無意識の意識化だ。

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今の時期、スノーボーディングに行ける人はあまりいないと思うけど、だけど日頃の生活で毎日のことを意識させていくことは可能だ。仕事に学校の授業、食事にエッチ(?)
何事も今までやっていた以上に意識を働きかけることができる。ひじょうに些細なようなことだけど、こういった日頃からの意識の働きをつけることがスノーボードにおいても意識を働かせて集中して上達できる環境を生むと思うのだ。意識をつけるクセをつけるということだね。

今までいろいろなプロ・ライダーを見たけど、トップ・プロの人たちには日頃の些細なできごとをひじょうに繊細におもしろく語れる人が多い。昨年接したライダーでは宮脇健太郎からそういったエネルギーを感じたし、また今年いっしょに撮影仕事した中でマーク・アンドレ・ターテがひじょうにクレバーで日頃の生活でも様々なことに意識を働きかけているように感じた。そんなワケでぜひ毎日、ちょっとずつでもいいので様々なことに意識を働かせてみてください。そんな些細な努力が飛躍的に来シーズンの自分を上達させるかも!?

 

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