高石周の教えてコーチ!「間節とスノーボード」

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世界の舞台でコーチとして活躍する高石周さんが、スノーボードの上達に関する悩みから、環境の提案など、様々な角度からスノーボーダーの相談に乗ります。
今回は、ウンコ座りができないため、スノーボードをやめようかと悩んでいる相談への回答です。

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質問者:yugo

はじめまして!いつもブログ拝見させてもらいとても参考にさせてもらっております。

1つ悩みを聞いていただきたいのでメールさせてもらいました。
私は、カカトをつけながらしゃがむこと、つまり「ウンコ座り」ができません。
カカトをつけっぱなしだと、後ろにゴロンと倒れます。

私はスノーボードが大好きなのですが、ウンコ座りができない為、スノーボードをやめようかと悩んでおります。

なぜかといいますと、これは完全に私の勝手な考えなのですが、ウンコ座りができない為、
1.傾斜面のバーンでおしりをつけている状態から立ちあがることができない、もしくはかなり立つことが厳しい。
2.完全にフラットで滑ることができない、少しトゥに乗ってしまう。
3.ヒールターンのバランスがすごく悪い。
4.空中でのグラブ(特にインディー)のグラブをしようとすると軸が傾いてしまう。
5.着地で少しでもヒールに乗ると踏ん張れずこける。
6.ジブで少しでもヒール側にのると吹っ飛ぶ。
などの理由です。

これはすべてウンコ座りと関係してると勝手に思っております。
ウンコ座りができないということは、つまり、板をつけている状態だと常にカカトがついたままの状態であるため体をコンパクトできないのです。コンパクトにしようとすると後ろに倒れるか、それを防ぐため頭が前に下がるかになります。非常にバランスが悪いです。

何かビンディングなどのセッティングで改善できる事や、姿勢で改善できる事はないでしょうか><
スノーボードは5年ほどしてまして、篭りも3年ほどしました。
体は柔らかくはないですが、特別硬くもありません。ウンコ座りは生まれつきできないです。
足首は少し硬いですが、正常な範囲までは曲がります。
おそらく、アキレス腱が短いか、股間節の付き方に問題があるのではないかと思っております。

長々となりましたが、何かアドバイスよろしくお願いします!

 

news131002g

昨今はカカトを上げないように座ることができない人は多いそうですね。
まずこれは足首の硬さが原因の場合もありますが、異常に硬くないことはご自身で確認されているようなので問題ではないでしょう。
この座り方ができないもう一つの要因はもも裏のハムストリングという筋肉が硬い場合です。
ここが硬いと骨盤が後方に引っ張られてそのまま重心も後ろに持っていかれます。
しかしハムストリングが柔らかければ骨盤は前方に傾けることができるので、重心も後ろに持っていかれることはないですね。
ですから結果として座れるわけです。
このハムストリングのストレッチを毎日やっていれば(足首が異常に硬い場合を除いては)座れるようになるはずです。

また足首が柔らかいとしても、スノーボードをしている時に足首周辺の筋肉が緊張状態にあると曲がりません。
まずはブーツのひもなどを緩めて履いて確認してみてください。
緩めた状態で足首が曲がるようなら、これは足首の緊張によるものです。

しかしながら足首を着けたまま座れないからといって、これが列挙されたスノーボードで巧くいかないことの原因とは言えません。
足首が曲がらなくても技術的にはどうにでもなるからです。

基本的にスノーボードをしているほとんどの時間では、そこまで低くなることはないです。
上達するほど姿勢は高くなり、よほどの状況でない限り下半身はそこまで低くはなりません。
ただし上半身がかぶって低く見えることはあります。
例えば、以下の動画。

https://www.youtube.com/watch?v=exCTQQcszlk

トースタインのランディング姿勢は、尻をかかと側に残しながら上半身をつま先側にかぶせることで総合的にバランスを保っています。
こういうスタイルであれば足首の硬さはあまり気になりません。
ジャンプも抜けの時は高い姿勢のほうが良いので、足首が硬いのは問題になりません。
ヒールサイドのターンでは足首の硬さではなくて、すねの筋力が弱くて足首が伸びることはあります。
むしろトーサイドターンでひざが雪面に近づかない場合、足首を疑ってもいいでしょう。
この場合はまずは平地でブーツのスネ部を緩めてスネがどこまで倒れるか確認してみましょう。
目安は添付した写真です。(ジャンプ抜け前、ジブ入り口)
この程度曲がるならまったく滑りには影響しないと思ってください。

以下のいただいた症状において見解を書いておきますね。
>1.傾斜面のバーンでおしりをつけている状態から立ちあがることができない、もしくはかなり立つことが厳しい。

明らかにハムストリングが原因です。

>2.完全にフラットで滑ることができない、少しトゥに乗ってしまう。

これはフラットの不安定さが心理的な不安を生み、自然とつま先側に力が入ると言うよくある症状です。
まったく気にしないで良いです。

>3.ヒールターンのバランスがすごく悪い。

ヒールサイドターンは誰もがカービングターンに苦労するものです。
たとえば部屋でかかとだけに乗って上下動できますか?
これは誰でも簡単にできることではないんです。

>4.空中でのグラブ(特にインディー)のグラブをしようとすると軸が傾いてしまう。

手の位置、頭の角度が一番の原因です。
体の硬さがあってもコントロールできます。

>5.着地で少しでもヒールに乗ると踏ん張れずこける。

ヒールサイドのターンが難しいのと同じです。
しっかりヒールサイドカービングを練習してください。

>6.ジブで少しでもヒール側にのると吹っ飛ぶ。

これは上半身をもっと前方にかぶせることで対応はできます。
体の硬さはまったく関係ありませんし、もっとジブの基本練習が必要ですね。
>何かビンディングなどのセッティングで改善できる事や、姿勢で改善できる事はないでしょうか><

ハイバックを前に倒してみても良いですね。
ただこれも足首の緊張が取れない人にはあまり効果がありません。
姿勢は特にありませんが、ヒール側のエッジに乗っている時、頭と尻をヒールエッジの真上の位置に乗せるよう意識してみてください。
あくまで感覚です。
以下練習法です。
中級斜面で直滑降から急ストップ(ヒールエッジで)してみましょう。
このとき少しもターンのようにならないように、板を一気に真横にします。
いかに早く止まれるかがポイントです。
そして止まったらそのままヒールエッジで山側に3回ジャンプして上って下さい。
これで転ばないようにがんばってください。

また書き込み待ってます!

news141114b

下記URLから投稿を確認できます。
http://6218.teacup.com/snbw/bbs

 
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